プレイボーイの 独占欲
「他の女と遊ばなかったら華ちゃんの放課後くれる?」

気付くと口走っていた

華「へ?」
やっぱり咄嗟に出る声は心地好い高音
作る声が高音ならまだわかるけど...

ってそんなこと考えてる場合じゃねぇな

「今日の放課後...遊びに行かね?」
華「遊びにですか?」

時が止まったかの様に周りの女は黙り俺らのやり取りを見る

「ああ」
華「結奈ちゃんも一緒で良いですか?」

~♪
返事をする前に予鈴が鳴る

華「授業始まっちゃう!またね」
華ちゃんは呆気なく走っていった

結局...どーなったんだ?

そんなことを思いつつ残りの授業を受けてやっと放課後を迎える

関わらない方がいいに決まってんのに...
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