プレイボーイの 独占欲
華「結奈ちゃ~ん」
咄嗟に出るときと同じ高い声で名前を呼ぶ華ちゃん

結「おかえり」
「おかえり」

俺も結奈に便乗して声を掛ける

華「あぁーっ緊張した!斎藤くんは、玲央くんのファンなんだって!!玲央くんに夜電話して伝えてあげよーっと。それからね、連絡先も交換したの!サッカーの試合の日を教えて欲しいんだって」

にこにこの笑顔で結奈に話し掛ける華ちゃん

こんなに喋る子だっけ?っていう驚きと、優輝とのくだり...玲央先輩の話ばっかでやっぱり俺らの入れる隙は無さそう


結「華、落ち着いて。ここに遥希いるの忘れてるでしょ?」

ハッとして目を見開いて固まる華ちゃん

...嘘だろ。俺のことは視界にも入ってなかったのか
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