プレイボーイの 独占欲
優「へぇ。ま、良いや!」
ちょっと意味深にへぇと呟いたもののそれ以上詮索はしてこない

結「遥希~!おはよっ!」
ポンッと後ろから肩を叩かれ明るい声に振り向くと結奈と華ちゃんの姿

「ああ、はよ!」
二人に挨拶を返すけど、華ちゃんは俺らを見るとペコッと頭を下げて結奈の向こう側に隠れた

昨日はあんな近くに感じたのにもうこの距離感

優「華ちゃん!なんで昨日返事くれなかったんだよ~」

そう言いながら優輝が近付いて手を伸ばすと

パシッ
乾いた音が響く

結「気安く触んないで。華が困ってんでしょ?行こっ華」

結奈は優輝の手を勢いよく払い退けるとキッと一瞬睨んで華ちゃんの手を引いて走っていった
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