プレイボーイの 独占欲
彼女なら助けてもらって喜んだり感謝したりする場面だろ?

玲央先輩は眉をハの字にしたままそっと華ちゃんの頭を撫でるけど明らかに嫌がってる華ちゃん

~♪
俺のスマホが着信を知らせる

「...何っすか?」
あり得ない相手に嫌悪感を抱く
玲『ごめん、来てくれてたから...お願いがあるんだけど』

この間の余裕そうな声とは逆で不安そうな声を出す玲央先輩

「それで?」
玲『この間の駅くらい迄でも良いから華を送っていってくれない?君なら信用できるから』

玲央先輩はチラッと俺の方を見て"お願い"とジェスチャーをする

「いや、俺多分...退けねぇっすよ?」

玲『知ってる。危ないから早目に行ってあげてくれるかな?』
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