私と僕の宝物
なーに?と、少女


「僕、引っ越すんだ…だから、今日でお別れ」

それと同時に、遠くで花火がなる


その花火で少年の言ったことが遮られたため今一度きき、また同じことを言う

そんな、と、少女は泣きそうで

だから、と、少年は続けてぼくのこと、忘れないで…

お別れのまえに、いーっぱい、僕のもの!あげるから!!!

そう、大きな声でいう

 
「ほんと?」

「ほんと!!そして、またあったら…ね?」

少女と少年は指切りげんまんして

それから何年かたつ…



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