青い夏の、わすれもの。
潮風に黒髪が揺れる。

風が涙をさらってく。

青い海と混ざりあったら、

私のこの気持ちも泡になって消えるのだろうか。

私に初めての感情を与えてくれた人...

大楽律くん。

今まで私の胸のど真ん中に在り続けてくれてありがとう。

どうか、

どうか、幸せになって。

耳を風のように自然にすり抜ける、

そんな音色を奏でられるような人と

愛しく大切な時間を紡いで。


私は...大丈夫です。

ちゃんと自分の気持ちに正直になって

言いたいことを言って

やりたいことをやって

自分のために

自分らしい道を歩いていきます。

今の私に足りないもの、

これからの私に必要なものを教えてくれてありがとう。


ありがとう、

ありがとう...

ありがとう......


大好きでした。

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