青い夏の、わすれもの。
そんな日々を送っていたある日のことだった。
珍しく深月さんからメッセージが届いた。
あたしはそのメッセージをふむふむなるほど...と、最初は何も思うところはなく読んでいたが、途中でハッと気づいた。
そして、お気に入りの熊のぬいぐるみに向かって発狂していた。
「えっ?!風くんと付き合うことになった?!」
何度も読み返したが、間違いなかった。
"この度、私は朝吹風くんとお付き合いすることになりました"
そう文頭に書いてあった。
文頭にあるにも関わらず途中まで気づかなかったのが不思議だ。
夏バテならぬ夏ボケだ。
そして、その後の文章はこう連なっていた。
"今度2人で映画を見に行くことになったのですが、服装に迷っています。良ければオススメのコーディネートを教えて頂けませんか?"
"オシャレな永瀬さんのアドバイスをぜひ参考にしたいです。よろしくお願いします!"
なんて言われちゃったら動くしかないでしょ?
オシャレだってさ...ふふ。
ニヤニヤしちゃうよ。
あたしは迷うことなく、上機嫌で電話をかけた。
3回くらい鳴らした後に深月さんは出た。
あたしは深月さんにいつならばショッピングモールに行ける時間が取れるか聞いた。
そして、協議の末、デートの2日前の日に一緒にショッピングすることになった。
久しぶりの大仕事の予感...!
人から必要とされてるってやっぱいいわぁ。
あたしは浮き足立ってしまい、その日はなかなか眠れなかった。
よって、その翌日は朝方から夕方にかけて睡眠という禁忌を犯すことになってしまったのだった。
珍しく深月さんからメッセージが届いた。
あたしはそのメッセージをふむふむなるほど...と、最初は何も思うところはなく読んでいたが、途中でハッと気づいた。
そして、お気に入りの熊のぬいぐるみに向かって発狂していた。
「えっ?!風くんと付き合うことになった?!」
何度も読み返したが、間違いなかった。
"この度、私は朝吹風くんとお付き合いすることになりました"
そう文頭に書いてあった。
文頭にあるにも関わらず途中まで気づかなかったのが不思議だ。
夏バテならぬ夏ボケだ。
そして、その後の文章はこう連なっていた。
"今度2人で映画を見に行くことになったのですが、服装に迷っています。良ければオススメのコーディネートを教えて頂けませんか?"
"オシャレな永瀬さんのアドバイスをぜひ参考にしたいです。よろしくお願いします!"
なんて言われちゃったら動くしかないでしょ?
オシャレだってさ...ふふ。
ニヤニヤしちゃうよ。
あたしは迷うことなく、上機嫌で電話をかけた。
3回くらい鳴らした後に深月さんは出た。
あたしは深月さんにいつならばショッピングモールに行ける時間が取れるか聞いた。
そして、協議の末、デートの2日前の日に一緒にショッピングすることになった。
久しぶりの大仕事の予感...!
人から必要とされてるってやっぱいいわぁ。
あたしは浮き足立ってしまい、その日はなかなか眠れなかった。
よって、その翌日は朝方から夕方にかけて睡眠という禁忌を犯すことになってしまったのだった。