青い夏の、わすれもの。
至近距離でこんなに言い合えるのは、おそらく後にも先にも幼少期からの腐れ縁の魁しかいないと思う。
幼なじみ以上恋人未満っていうのが気に食わないけど、昇格したのは確か。
風向きは少しずつ変わってきているのかもしれない。
あの時勢いで言ってしまった"好き"と
澪のナイスアシストが、
またあたしの運命の歯車を動かし始めた。
魁の歯車と噛み合う日はいつだろう?
でも、今日を始点に新たに線を描き出せば、いつかきっとあたしと魁の世界線が1点で交わる日が来るよね?
そこからどんどん加速して将来的には......。
あたしはまだ2人で青空を見上げる未来を、夢を、見ていたい。
あたしが投げたボールが魁にキャッチされるその日まで、あたしは絶対に諦めない。
片想い上等!
今日も明日も明後日も明明後日も
あたしは、
魁が...
魁のことが...
「好き...大好き」
あたしの言葉は夏のそよ風に乗り、花咲く丘へと運ばれていった。
幼なじみ以上恋人未満っていうのが気に食わないけど、昇格したのは確か。
風向きは少しずつ変わってきているのかもしれない。
あの時勢いで言ってしまった"好き"と
澪のナイスアシストが、
またあたしの運命の歯車を動かし始めた。
魁の歯車と噛み合う日はいつだろう?
でも、今日を始点に新たに線を描き出せば、いつかきっとあたしと魁の世界線が1点で交わる日が来るよね?
そこからどんどん加速して将来的には......。
あたしはまだ2人で青空を見上げる未来を、夢を、見ていたい。
あたしが投げたボールが魁にキャッチされるその日まで、あたしは絶対に諦めない。
片想い上等!
今日も明日も明後日も明明後日も
あたしは、
魁が...
魁のことが...
「好き...大好き」
あたしの言葉は夏のそよ風に乗り、花咲く丘へと運ばれていった。