青い夏の、わすれもの。
華side
「あ、爽からライン。...ふふ。何これ」
「何々?おれにも見せて」
8月29日午後4時22分。
私の隣には初めてのカレシの風くんがいて、
私のスマホには初めての友達の爽からメッセージが届いていた。
「魁と"幼なじみ以上恋人未満の契約"を結んでもらった!
やっと1歩!明日への1歩!前向いて進も!Oh yeah!
...ほんと、何これ、だね」
苦笑いしながらも、私は爽と冴島くんの運命の歯車がようやく動き出したことが分かり、嬉しくて胸がいっぱいになった。
幼なじみの恋という、王道なのになかなか進展しない恋模様に私は密かに焦れったさを感じていた。
などと言ってる私も1週間ほど前に新しい世界へ歩き出したばかりなんだけどね。
恋愛上級者みたいなことばかり言っていると爽に怒られちゃうな。
慎もう。
「何々?おれにも見せて」
8月29日午後4時22分。
私の隣には初めてのカレシの風くんがいて、
私のスマホには初めての友達の爽からメッセージが届いていた。
「魁と"幼なじみ以上恋人未満の契約"を結んでもらった!
やっと1歩!明日への1歩!前向いて進も!Oh yeah!
...ほんと、何これ、だね」
苦笑いしながらも、私は爽と冴島くんの運命の歯車がようやく動き出したことが分かり、嬉しくて胸がいっぱいになった。
幼なじみの恋という、王道なのになかなか進展しない恋模様に私は密かに焦れったさを感じていた。
などと言ってる私も1週間ほど前に新しい世界へ歩き出したばかりなんだけどね。
恋愛上級者みたいなことばかり言っていると爽に怒られちゃうな。
慎もう。