青い夏の、わすれもの。
「さてと、これからどうしよっか?映画17時20分からだけど観にいく?」
「もちろん行くよ。行かなきゃ絶対後悔する。あのスリルは夏が終わるまでにあと10回は味わうべき」
「うん。その気持ち分からなくもない。いや、激しく共感する。
やっぱり行こうか。3回目だけど」
「ふふ」
そう。
実は初回のデートでも、ホラー映画を観に行ったんだ。
最初だからどんな服装で行ったらいいか分からなくて爽に助言を求めたら快く引き受けてくれた。
爽と初めてショッピングをしてカフェに寄って話をして...私達は友達になった。
出会った頃は私とは異質で絶対に合わないと思い、仲良くなれるのか不安だった。
だけど、爽が私を巻き込んでくれたお陰で私は今の自分を手に入れることが出来た。
だから、爽には感謝しかない。
それに...幸せになってほしい。
爽の明るくて元気いっぱいの向日葵のような笑顔で、冴島くんをこれからも照らし続けてほしい。
私はこれからも祈る。
祈り続ける。
2人の幸せを。
2人が結ばれるその日まで。
「もちろん行くよ。行かなきゃ絶対後悔する。あのスリルは夏が終わるまでにあと10回は味わうべき」
「うん。その気持ち分からなくもない。いや、激しく共感する。
やっぱり行こうか。3回目だけど」
「ふふ」
そう。
実は初回のデートでも、ホラー映画を観に行ったんだ。
最初だからどんな服装で行ったらいいか分からなくて爽に助言を求めたら快く引き受けてくれた。
爽と初めてショッピングをしてカフェに寄って話をして...私達は友達になった。
出会った頃は私とは異質で絶対に合わないと思い、仲良くなれるのか不安だった。
だけど、爽が私を巻き込んでくれたお陰で私は今の自分を手に入れることが出来た。
だから、爽には感謝しかない。
それに...幸せになってほしい。
爽の明るくて元気いっぱいの向日葵のような笑顔で、冴島くんをこれからも照らし続けてほしい。
私はこれからも祈る。
祈り続ける。
2人の幸せを。
2人が結ばれるその日まで。