秘密に恋して~国民的スターから求愛されています~
ケーキも料理も食べ終わり、二人でまったりとソファでくつろいでいた。
この時間も大好きだ。
ちょうど0時になって日付が変わった。
と、隣に座る彼が私に体を向けるとすかさず「お誕生日おめでとう」といった。
「ありがとう、」
「一番最初に言えた」
彼はそういうと、すっと立ち上がり寝室へ向かう。
何をしているのだろうと首を傾げているとすぐに戻ってきた。
彼は何やら高級そうな紙袋をぶら下げて私の隣に腰を下ろす。
朱色の小さめの紙袋には有名なジュエリーブランドのロゴが刻まれている。
はっとして顔を上げる。
「プレゼントだよ。開けてみて」
彼の言葉に誘導されるように私は中に入っている箱を取り出した。
ゆっくりとそれらを開けていくと、中には光り輝くネックレスが入っていた。
顔を明るくさせて「ありがとう!」とはしゃぐように喜ぶ私に拓海がクスクスと笑う。
早速取り出すが、想像以上にダイヤが大きくて手に取った途端、無くさないようにしないとという緊張感が走る。
「つけてあげるよ」
彼にそう言われ、頷き背を向ける。
彼の指がふわっと私の髪を横に纏め、ネックレスをつけてもう。
シンプルなデザインだけどダイヤが大きいからか、存在感がある。
「どうかな?」
「似合ってるよ」
「嬉しい!ありがとう」
「次は、プロポーズするときかな」
「プロポーズ、」
反芻すると彼が当たり前だとでもいうような顔をして
「次こそは、プロポーズ受けてね」
「…うん」
そう言った。
この日は、甘ったるい雰囲気の中二人だけで誕生日を過ごした。
やっぱり拓海と一緒にいる時間が何よりも好きだと思った。
この時間も大好きだ。
ちょうど0時になって日付が変わった。
と、隣に座る彼が私に体を向けるとすかさず「お誕生日おめでとう」といった。
「ありがとう、」
「一番最初に言えた」
彼はそういうと、すっと立ち上がり寝室へ向かう。
何をしているのだろうと首を傾げているとすぐに戻ってきた。
彼は何やら高級そうな紙袋をぶら下げて私の隣に腰を下ろす。
朱色の小さめの紙袋には有名なジュエリーブランドのロゴが刻まれている。
はっとして顔を上げる。
「プレゼントだよ。開けてみて」
彼の言葉に誘導されるように私は中に入っている箱を取り出した。
ゆっくりとそれらを開けていくと、中には光り輝くネックレスが入っていた。
顔を明るくさせて「ありがとう!」とはしゃぐように喜ぶ私に拓海がクスクスと笑う。
早速取り出すが、想像以上にダイヤが大きくて手に取った途端、無くさないようにしないとという緊張感が走る。
「つけてあげるよ」
彼にそう言われ、頷き背を向ける。
彼の指がふわっと私の髪を横に纏め、ネックレスをつけてもう。
シンプルなデザインだけどダイヤが大きいからか、存在感がある。
「どうかな?」
「似合ってるよ」
「嬉しい!ありがとう」
「次は、プロポーズするときかな」
「プロポーズ、」
反芻すると彼が当たり前だとでもいうような顔をして
「次こそは、プロポーズ受けてね」
「…うん」
そう言った。
この日は、甘ったるい雰囲気の中二人だけで誕生日を過ごした。
やっぱり拓海と一緒にいる時間が何よりも好きだと思った。