秘密に恋して~国民的スターから求愛されています~
「はぁっ…ぁ、や…、た、くみ…もう…」
「だーめ。だって負けたじゃん」
「…っ…は、…ぁ」
大きく胸で息をして、汗ばんだ顔を彼に向ける。
薄暗い寝室でベッドサイドテーブルに置かれた小さなランプに照らされた彼の筋肉質な上半身は、胸を搔き立てるのには十分すぎる。
普段から色気を抑えきれていないのに、ベッドの中では色気が全開だから直視しにくい。
ベッドに両手をつき、ニヤリ、妖艶な笑みを浮かべる彼に敵うわけもなく私は近づく顔に目を閉じた。
二度目のセックスは、今日の日中に唐突に始まったオセロのせいだった。
『ねぇ、オセロやらない?久しぶりに』
『オセロ?』
昔の彼ではなくなって早数か月。なんとなく昔を懐かしみ、小さい頃はよくオセロで拓海を負かしていたことを思い出して私から提案した。
気乗りしない彼が『じゃあ、なにか条件をつけよう』というので、私が勝てたら拓海のパソコンに保存されている私の盗撮写真を(寝顔など)消すことを提案する。
しかし逆に拓海が勝ったら…―。
『じゃあ、好きに抱かせて』
『好きにって?』
『俺のしたいように、いい?』
自分からオセロをしようと提案したのにすぐに後悔した。
結果は…―。
「可愛い、すっごく。あと写真は消さないよ。残念だったね?五回もやって一回しか勝てなかった沙月が悪いよ」
「…ぁ、…っ」
惨敗してこの結果だ。
拓海のしたいように、拓海の好きに抱かれるとはどういうことなのかわからなかったが後悔したことだけは確かだ。
「ほら、後ろ向いて、」
「…もう、…無理…」
優しい彼がこんなにも強引で、休ませてもくれないとは想定外だった。
「だーめ。だって負けたじゃん」
「…っ…は、…ぁ」
大きく胸で息をして、汗ばんだ顔を彼に向ける。
薄暗い寝室でベッドサイドテーブルに置かれた小さなランプに照らされた彼の筋肉質な上半身は、胸を搔き立てるのには十分すぎる。
普段から色気を抑えきれていないのに、ベッドの中では色気が全開だから直視しにくい。
ベッドに両手をつき、ニヤリ、妖艶な笑みを浮かべる彼に敵うわけもなく私は近づく顔に目を閉じた。
二度目のセックスは、今日の日中に唐突に始まったオセロのせいだった。
『ねぇ、オセロやらない?久しぶりに』
『オセロ?』
昔の彼ではなくなって早数か月。なんとなく昔を懐かしみ、小さい頃はよくオセロで拓海を負かしていたことを思い出して私から提案した。
気乗りしない彼が『じゃあ、なにか条件をつけよう』というので、私が勝てたら拓海のパソコンに保存されている私の盗撮写真を(寝顔など)消すことを提案する。
しかし逆に拓海が勝ったら…―。
『じゃあ、好きに抱かせて』
『好きにって?』
『俺のしたいように、いい?』
自分からオセロをしようと提案したのにすぐに後悔した。
結果は…―。
「可愛い、すっごく。あと写真は消さないよ。残念だったね?五回もやって一回しか勝てなかった沙月が悪いよ」
「…ぁ、…っ」
惨敗してこの結果だ。
拓海のしたいように、拓海の好きに抱かれるとはどういうことなのかわからなかったが後悔したことだけは確かだ。
「ほら、後ろ向いて、」
「…もう、…無理…」
優しい彼がこんなにも強引で、休ませてもくれないとは想定外だった。