秘密に恋して~国民的スターから求愛されています~
♢♢♢
私は地元の塾講師をしている。
別に興味があったとかそういうことでこの職を選んだわけではないが、教育学部卒業ということもあり縁あって就職した。ブラックだとか色々言われているが結構楽しく働いている。
今日は大学時代の友人由奈と一緒にカフェに来ていた。
早速私はこの間の件を彼女に話していた。
「その話だと、つまり…ただの幼馴染でキスもしたことないのにプロポーズしてきたってことよね?」
「そうそう!」
「んーそれはね、あれだね」
限定のチョコレートケーキを頬張りながら由奈は目を細めていった。
「勘違いストーカー野郎じゃない?」
そのワードに盛大に吹き出してしまった。
勘違いストーカー野郎って、拓海があのテレビに引っ張りだこの彼だと知ったら同じ言葉が出てくるのだろうか。
でもまぁ、勘違い野郎なのは確かだよね。だってキスすらしていないのに、あんなことを言うなんて。
ただあの言葉で意識せざるを得ない状況なのは確かだった。
由奈には今話した彼が芸能人の拓海ということは話していない。
今後も話すことはないだろうけど。
私は地元の塾講師をしている。
別に興味があったとかそういうことでこの職を選んだわけではないが、教育学部卒業ということもあり縁あって就職した。ブラックだとか色々言われているが結構楽しく働いている。
今日は大学時代の友人由奈と一緒にカフェに来ていた。
早速私はこの間の件を彼女に話していた。
「その話だと、つまり…ただの幼馴染でキスもしたことないのにプロポーズしてきたってことよね?」
「そうそう!」
「んーそれはね、あれだね」
限定のチョコレートケーキを頬張りながら由奈は目を細めていった。
「勘違いストーカー野郎じゃない?」
そのワードに盛大に吹き出してしまった。
勘違いストーカー野郎って、拓海があのテレビに引っ張りだこの彼だと知ったら同じ言葉が出てくるのだろうか。
でもまぁ、勘違い野郎なのは確かだよね。だってキスすらしていないのに、あんなことを言うなんて。
ただあの言葉で意識せざるを得ない状況なのは確かだった。
由奈には今話した彼が芸能人の拓海ということは話していない。
今後も話すことはないだろうけど。