恋の駆け引きはいつだって刺激的【完結】
「じゃあ社長ってご自分で?」
「そりゃそうだよ。最初はゲームアプリとかの開発をやってたんだ。高校の時から」
「ええ?!」
「まぁ親からしたらあまり気に入らないみたいだね」
「そうですか…」
「あ、弟がいるんだよ」
「そうなんですか」
「そう。あ、言ってなかったけど俺は今年30歳だよ。弟は君と同じ年かな?多分」
「へぇ、そうなんだ…」
「それで弟も会社を起業してるんだ。しかも競合他社だよ俺の」
「?!」
その言葉に目を丸くして180以上はある朝宮さんを見上げる。
弟まで天才なのか…やはりIQ含めて遺伝子が違うのかもしれない。
しかも弟さんの会社は朝宮さんのライバル企業?
「仲は悪くないけど、まぁ向こうはライバル会社だからね」
「…大変ですね」
「ふふ。でしょ?」
優しい笑みは出会った当初よりも”本物”に見えた。
「そりゃそうだよ。最初はゲームアプリとかの開発をやってたんだ。高校の時から」
「ええ?!」
「まぁ親からしたらあまり気に入らないみたいだね」
「そうですか…」
「あ、弟がいるんだよ」
「そうなんですか」
「そう。あ、言ってなかったけど俺は今年30歳だよ。弟は君と同じ年かな?多分」
「へぇ、そうなんだ…」
「それで弟も会社を起業してるんだ。しかも競合他社だよ俺の」
「?!」
その言葉に目を丸くして180以上はある朝宮さんを見上げる。
弟まで天才なのか…やはりIQ含めて遺伝子が違うのかもしれない。
しかも弟さんの会社は朝宮さんのライバル企業?
「仲は悪くないけど、まぁ向こうはライバル会社だからね」
「…大変ですね」
「ふふ。でしょ?」
優しい笑みは出会った当初よりも”本物”に見えた。