闇に咲く華




つ…疲れた。

ものすごい勢いで着せられてった服たち。

かれこれ20着以上着せかえられて、私はクタクタ。

2人はというと、頭の上に音符が見えそうなくらい上機嫌で何十着もの服を買い占めていた。

私は、着せ替え人形か!

私は壁に寄りかかりながら、2人を見てると、なべさんが荷物を受け取りに来た。。

なべさん大変じゃないか。と思っていたのもつかの間、後ろから組員さんたちが居たことに気が付く。

荷物持ち要員?てこと?
笑いそうになる。

椿曰く、荷物係として龍也さんに頼んだらしい。

龍也さん…椿には本当に甘いわね…。

「姫さんお疲れのようですし、ここで少し休みましょう。」

なべさんの言葉に皆頷き、広場で少し休むことになった。

組員さんたちは、軽食やら、タピオカ、クレープやらを買ってきてくれた。




< 63 / 185 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop