お姫様は恋してる?
秀介が出たのを確認して、ワンピースに着替えて軽くメイクする。
廊下に出るが秀介の姿がない。
階段をおり、リビングに行くとママがニコニコしていた。
「秀介は?」
「車を玄関に回してくるからちょっと待っててだって。ねぇ一叶。秀介のプロポーズ受けて後悔ないわよね。」
「うん。予定より早くなってでも秀介の奥さんになりたい気持ちは変わってないよ。」
「ならいいわよ。そうそう明日ね、秀介の名前高階秀介になるからね。」
「どういう事?」
「秀介がお祖父様の養子になるの。だから一叶は結婚したら高階一叶って事。」
「秀介は知ってるの?」
「当たり前でしょ、自分の事だもん。一叶のためにも秀介を予定より早く帰国させようって一誠さんがお父様と相談していて、元々一叶の旦那様になる人に高階を任せたいって言うお父様にそれならいっそ高階グループ任せられるんじゃないかってお祖父様が言い出して、お祖父様の養子にする話を秀介にしたらしいわよ。
だから秀介は私の叔父になるんだって。
義理の息子になると思ってはいたけど、まさか叔父になるとは思ってなかったわよ。」
「秀介は、それでいいのかな。」
「いいんじゃない。あの人は一叶がいれば、それでいいんだから。」
実の母親に自分の彼氏のことを聞かされるのは、少し恥ずかしい。
ごまかすように車が来てないか確認するフリをして玄関へ向かった。
廊下に出るが秀介の姿がない。
階段をおり、リビングに行くとママがニコニコしていた。
「秀介は?」
「車を玄関に回してくるからちょっと待っててだって。ねぇ一叶。秀介のプロポーズ受けて後悔ないわよね。」
「うん。予定より早くなってでも秀介の奥さんになりたい気持ちは変わってないよ。」
「ならいいわよ。そうそう明日ね、秀介の名前高階秀介になるからね。」
「どういう事?」
「秀介がお祖父様の養子になるの。だから一叶は結婚したら高階一叶って事。」
「秀介は知ってるの?」
「当たり前でしょ、自分の事だもん。一叶のためにも秀介を予定より早く帰国させようって一誠さんがお父様と相談していて、元々一叶の旦那様になる人に高階を任せたいって言うお父様にそれならいっそ高階グループ任せられるんじゃないかってお祖父様が言い出して、お祖父様の養子にする話を秀介にしたらしいわよ。
だから秀介は私の叔父になるんだって。
義理の息子になると思ってはいたけど、まさか叔父になるとは思ってなかったわよ。」
「秀介は、それでいいのかな。」
「いいんじゃない。あの人は一叶がいれば、それでいいんだから。」
実の母親に自分の彼氏のことを聞かされるのは、少し恥ずかしい。
ごまかすように車が来てないか確認するフリをして玄関へ向かった。