お姫様は恋してる?
お仕事の時間が終わったので秀介と一緒に家に帰る。

「今日は、お祖父様のおうちに泊まるから、しゅーすけと一緒に寝たい。」

わざと他の人に聞こえるような声で無邪気な風を装って言ってみる。

「しっ、そういう事はみんなのいる前でいうな。」

「はーい。でも、他のおねーさんにしゅーすけを取られないように牽制?しないと。」

秀介は、自分がどれだけカッコいいか分かってない。

早く大人になりたい。


秀介の横に立っておかしくない素敵な女性になりたい。

< 40 / 136 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop