お姫様は恋してる?
誕生日プレゼントは俺?そりゃムリだろ 秀介
「一叶、今年の誕生日プレゼント欲しいもの、あるか?」
いつものように会社に来て、待っていた一叶を自宅に送る車の中で聞いてみた。
来月18日は、一叶の15歳の誕生日だ。
「秀介と一泊旅行。」
「ばーか。んなの無理に決まってんだろ。」
サラッと流したが、心の中は慌てていた。
いくらなんでも不味いだろ。
夏休み中で羽目を外したいかもしれないが、と、と、泊まりだろ。
それ犯罪レベルで不味いからっ。
周りは、一叶が俺に懐いていると微笑ましく見守ってくれちゃったりしているけど、俺はもう一叶の気持ちが懐いてるレベルじゃない事は分かっているから。
いつものように会社に来て、待っていた一叶を自宅に送る車の中で聞いてみた。
来月18日は、一叶の15歳の誕生日だ。
「秀介と一泊旅行。」
「ばーか。んなの無理に決まってんだろ。」
サラッと流したが、心の中は慌てていた。
いくらなんでも不味いだろ。
夏休み中で羽目を外したいかもしれないが、と、と、泊まりだろ。
それ犯罪レベルで不味いからっ。
周りは、一叶が俺に懐いていると微笑ましく見守ってくれちゃったりしているけど、俺はもう一叶の気持ちが懐いてるレベルじゃない事は分かっているから。