お姫様は恋してる?
恋人同士の冬のイベントと言えばクリスマスにお正月の初詣。
今泉さんに誘われたけど、唯ちゃん達がいないものは断って、お友達というスタンスでいる。
クリスマスも今泉さん達のサークルに私たち4人を入れてもらってパーティーしたし、イブは家族で過ごすと断った。
だって秀介に悪いって思っちゃったから。
彼氏作ってもいいとは言われたけど、友達以上になるのは、やっぱり秀介がいいんだもん。
そろそろちゃんと断ったほうがいいかな。
今泉さんに期待させておくのも悪いし。
でも秀介も頑固なんだか、本当に年末年始も帰って来ないらしい。
ママの定期連絡には反応しているから、まだ私のことを忘れてはいないみたいだけど…
「一叶、年明けにニューヨークに行ってくるから、秀介に一叶は彼氏が出来たって危機感煽ってくるからな。」
パパが、楽しそうに言った。
「えーっ、じゃあ秀介、一叶のことは忘れて他へって言わないかなぁ。」
「秀介がそこまで簡単なやつなら、とっくに結婚してるだろ。」
確かにそうかもしれない。
秀介が戻るまで、お互いに自由って思っていたけど、私が「秀介がいい」のままなら、『それでもやっぱり俺でいいなら、俺が戻って来たら嫁に来い。』と言っていたのに自分だけ彼女作るはずがないか。
「絶対にあいつは、一叶に内緒で一時帰国するな。」
パパがにやりと笑った。
今泉さんに誘われたけど、唯ちゃん達がいないものは断って、お友達というスタンスでいる。
クリスマスも今泉さん達のサークルに私たち4人を入れてもらってパーティーしたし、イブは家族で過ごすと断った。
だって秀介に悪いって思っちゃったから。
彼氏作ってもいいとは言われたけど、友達以上になるのは、やっぱり秀介がいいんだもん。
そろそろちゃんと断ったほうがいいかな。
今泉さんに期待させておくのも悪いし。
でも秀介も頑固なんだか、本当に年末年始も帰って来ないらしい。
ママの定期連絡には反応しているから、まだ私のことを忘れてはいないみたいだけど…
「一叶、年明けにニューヨークに行ってくるから、秀介に一叶は彼氏が出来たって危機感煽ってくるからな。」
パパが、楽しそうに言った。
「えーっ、じゃあ秀介、一叶のことは忘れて他へって言わないかなぁ。」
「秀介がそこまで簡単なやつなら、とっくに結婚してるだろ。」
確かにそうかもしれない。
秀介が戻るまで、お互いに自由って思っていたけど、私が「秀介がいい」のままなら、『それでもやっぱり俺でいいなら、俺が戻って来たら嫁に来い。』と言っていたのに自分だけ彼女作るはずがないか。
「絶対にあいつは、一叶に内緒で一時帰国するな。」
パパがにやりと笑った。