お姫様は恋してる?
「だって彼氏出来たんだろ。」
「友達だよ。向こうがどう思っていても私は友達だと思って付き合っているし、お友達からって言われた時に友達以上にはならないかもとは言ってあるし。
でも、ちゃんと断る。私は秀介がいいんだもん。それで、秀介の方は…」
「この2年一叶以外の女と仕事以外の話をしたのは香子ぐらいで、それも一叶のことで…」
「前は香水の匂いさせてたよね。」
ちょっと意地悪を言いたくなった。
付き合うなら、もうオンナの影を感じたくないから。
「いや、それは…」
「本気の相手はいなかった?」
「もちろん俺は一叶が良くて…でもそんな事出来ないから…」
「これからは私がいるんだから浮気しちゃダメだぞ!」
人差し指を秀介の鼻にトントンと当てながらそう言うと秀介が、幸せそうに笑って抱きしめてきた。
「一叶、約束…と言うか勝手に俺が言い出した事だけど撤回したい。一叶が嫌じゃなければ高校卒業したら俺と結婚して欲しい。それまでは遠距離だけどマメに帰ってくるから待っていてくれるか。」
「えーっ、どうしよっかな。」
絶対、YESだと思っていた秀介に少し距離をとって、パパそっくりな意地悪な笑みをあげた。
「一叶?」
「嘘っ。一年半もさみしかったんだからね。」
にっこり笑って、私から秀介に抱きついた。
「友達だよ。向こうがどう思っていても私は友達だと思って付き合っているし、お友達からって言われた時に友達以上にはならないかもとは言ってあるし。
でも、ちゃんと断る。私は秀介がいいんだもん。それで、秀介の方は…」
「この2年一叶以外の女と仕事以外の話をしたのは香子ぐらいで、それも一叶のことで…」
「前は香水の匂いさせてたよね。」
ちょっと意地悪を言いたくなった。
付き合うなら、もうオンナの影を感じたくないから。
「いや、それは…」
「本気の相手はいなかった?」
「もちろん俺は一叶が良くて…でもそんな事出来ないから…」
「これからは私がいるんだから浮気しちゃダメだぞ!」
人差し指を秀介の鼻にトントンと当てながらそう言うと秀介が、幸せそうに笑って抱きしめてきた。
「一叶、約束…と言うか勝手に俺が言い出した事だけど撤回したい。一叶が嫌じゃなければ高校卒業したら俺と結婚して欲しい。それまでは遠距離だけどマメに帰ってくるから待っていてくれるか。」
「えーっ、どうしよっかな。」
絶対、YESだと思っていた秀介に少し距離をとって、パパそっくりな意地悪な笑みをあげた。
「一叶?」
「嘘っ。一年半もさみしかったんだからね。」
にっこり笑って、私から秀介に抱きついた。