生きる意味
結局ひなちゃんとは
距離を置くようになり…

祖父は見かねた親戚に
施設に入れられ、事は落ち着いた。


中学に入ってからは
母と祖母と3人で暮らした。


中学1年生の冬。

母は地元のスナックで仕事を
始める、と言って
週末の夜は遅くまで家を空けるようになった。

そこから徐々に
朝帰りが始まり、週に2回、3回と
帰って来なくなる日が増えた。


今思えば
この頃から母には新しい恋人が
出来ていたのだろう。

私が3年生になる頃には
母は家に帰ってこなくなった。

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