優秀な姉よりどんくさい私の方が好きだなんてありえません!
「だって、知らないでしょう?渚生は今園さんに会うためにここにずっと通っていたんですからね」

「え?」

「そして、俺もそろそろ結婚しようかな?ね?史乃(あやの)さん?」

私と野々宮さんは酔ったわけでもないのだが、赤い顔をしていた。
久しぶりに揺り起こされた感情。
それは―――忘れていた少女のときめきに似ていた。
魔女もどうやら、少女に戻ることがあるらしい。
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