彼は真面目な優等生
5.疑惑
―次の日
気合を入れて私は家を出た。
いつもより10分早く…
理由は1つ
蒼君は朝も三島さんに付き合わされて、委員会の仕事をしてる。
だから…
三島さんよか早く蒼君に会ってやるぅ!!!!
それから徒歩20分で学校。
学校につくとすぐに、1年教室に向かった。
あと数メートルって所で人の声がした―…
「ねぇ、木村君」
「なんですか?」
嘘っ!!??
蒼君と…三島さん??
2人の声が聞こえてくると、急に不安になる私が居た。
…何話すのかな???
盗み聞きってよくないよね??
でも…ごめんなさい!!
私は2人の会話に耳を傾けた。
「彼女のことなんだけど…」
私っ!?まさか…愚痴??
「それが何??」
「木村君はホントに好きなの??」
――――――…えっ