彼は真面目な優等生



「先生…いいわけ??」

「ん〜…今日は見逃してやる」

「ありがとぉ♪」

「たくっ…」


何ブツブツ文句言っていた。




あ!お礼…言った方がいいよね?


笑顔、笑顔



「蒼君、ありがとっ!!」

「…別に」


いつも通り…


「そういえば、なんか用??」

「なんで??」

「こんなに早く来てるから…」


あぁぁ…どう言い訳しよう?


蒼君に会いに来たぁ♪


とか言ってたら…三島さんになんか思われそうだし…。


「ん〜…勉強しようかなって思って!」

「…1人で??」

「うん??なんで??」

「出来るわけ??」


出来るわけって…なんかなんか、失礼っ!!!

別に1人でも解ける問題あるもん!!!!


「出来るもん!!」

「…そう」



何か不満そうな顔をされた。


よくわかんない!!!



「話してるところ悪いんですけど、仕事の続きしてもいい??」

「あっ、邪魔してごめんなさい」

「うん、でも別に大丈夫です」

「ありがと…う」


ん?????
“うん”って邪魔だったって事??

なんかムカつくぅ!!!!!





< 16 / 59 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop