The previous night of the world revolution~T.D.~
「…ルーシッド・デルマ・スヴェトラーナ」
「は、はい?」
俺は、レポート作成の手を止めて言った。
「そんな下らないことしか言えないから、あなたはいつまでたっても童貞なんですよ」
「は…はいっ!?」
童貞という言葉で、こんな反応を示す辺り。
もう、典型的な、救い難く、どうしようもない、正真正銘の童貞。
「良いですか?女子が『あぁ課題面倒だなー』って言ってるとき、『それが大学なんだから仕方ないよ』と答えるなんて、あなた馬鹿ですか。そんなだから童貞なんですよ」
「じょ、女子…?」
「そこは、『そうだね、大変だよね一緒に頑張ろう』と励まし、慰めるのが、非童貞というものです。全く救い難い童貞ですよあなたは」
全く、こんな奴が俺の後釜で、帝国騎士団の隊長をやっているなんて。
世も末だな。
え?お前もルーシッドと同い年の頃、帝国騎士団で隊長やってただろって?
…は?
「という訳でやり直しです」
「…」
「はぁ、レポート書くの面倒臭いなぁ。何で俺がこんなことやらなきゃいけないんですかね」
「…えっと、そうだね、大変だよね一緒に頑張ろう?」
「は?何で俺が、あなたと一緒にレポートなんか書かないといけないんですか。きっしょ」
「…」
もうルルシー殿呼びたい…とか何とかぶつくさ言ってるルーシッドを無視して。
うだうだ言っててもレポートは完成しないので、さっさと済ませるとしよう。
「は、はい?」
俺は、レポート作成の手を止めて言った。
「そんな下らないことしか言えないから、あなたはいつまでたっても童貞なんですよ」
「は…はいっ!?」
童貞という言葉で、こんな反応を示す辺り。
もう、典型的な、救い難く、どうしようもない、正真正銘の童貞。
「良いですか?女子が『あぁ課題面倒だなー』って言ってるとき、『それが大学なんだから仕方ないよ』と答えるなんて、あなた馬鹿ですか。そんなだから童貞なんですよ」
「じょ、女子…?」
「そこは、『そうだね、大変だよね一緒に頑張ろう』と励まし、慰めるのが、非童貞というものです。全く救い難い童貞ですよあなたは」
全く、こんな奴が俺の後釜で、帝国騎士団の隊長をやっているなんて。
世も末だな。
え?お前もルーシッドと同い年の頃、帝国騎士団で隊長やってただろって?
…は?
「という訳でやり直しです」
「…」
「はぁ、レポート書くの面倒臭いなぁ。何で俺がこんなことやらなきゃいけないんですかね」
「…えっと、そうだね、大変だよね一緒に頑張ろう?」
「は?何で俺が、あなたと一緒にレポートなんか書かないといけないんですか。きっしょ」
「…」
もうルルシー殿呼びたい…とか何とかぶつくさ言ってるルーシッドを無視して。
うだうだ言っててもレポートは完成しないので、さっさと済ませるとしよう。