The previous night of the world revolution~T.D.~
――――――と、まぁこんな経緯で。

今に至る。

晴れてルーシッドと、うきうきわくわく新大学生活の始まりだ。

いやー楽しみですねー。

「良いかルレイア、何度も言うが、くれぐれも、くれぐれも気をつけるんだぞ。大学の連中にも、ルーシッドにも…」

相変わらずルルシーが心配性で大変。

「分かってます、分かってますって」

「本当に分かってるんだろうな?何かあったら、すぐに俺を呼ぶんだぞ。一人で突っ走るんじゃない。分かったか?約束だぞ」

凄い気迫だよ。

「分かりました。約束しますよ」

「よし」

「…それで、こちらからも一つ、約束をお願いして良いですか?」

「?何だ?」

すっごく、重要な約束事。

「う・わ・き。駄目ですよ?絶対。あなたが浮気したら、ルルシー浮気管理委員のアリューシャが、酷い目に遭うことになりますよ…?」

「…お前な、アリューシャを巻き込んでやるなよ…」

ふふ、だって。

こう言っておけば、絶対安心だもん。

しばらくなかなか会えないのは、残念だけど。

これも、遠距離恋愛の醍醐味ってね。
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