The previous night of the world revolution~T.D.~
作者あとがき
はい、皆さんこんにちは。
ここからは、あとがきの時間です。
あけおめ。
前年もエロマフィアから始まり、年末に投稿してエロマフィアで締めようかなと思ったんですが…。
エロマフィアが前年で終わる訳ねぇよなぁ!?
ってことで、今年もエロマフィアから始まりじゃあ!
二年連続で、年明けをエロマフィアで迎える気分はどうだ!?最高だろ?
もうね、これね、モバスペ時代から通算、第六段なんでね、エロマフィア。
今更新規さんはいないだろうという前提で、話を進めさせてもらって良いですかね。
今から1から読み始めようと思ったら、もう途方もない感じになりますよね。
まぁ、何だかんだご時世がご時世なんで、外に遊びに行くのもアレだし、家でゴロゴロ寝てるだけってのもアレだし。
やることねーから、エロマフィア1から読むか、という選択肢は、アリかもしれない。
文章量的には、かなり良い暇潰しになりますよ。
今作のエロマフィア第六段も、800ページ越えましたからね。自分でもびっくりしてますよ。
最初始めたときは、200〜300ページくらいで終わって、第二部で別のエピソードを…とか思ってたんですよ。
それがあなた、蓋を開けてみれば、『帝国の光』のエピソード一つで800ページ越えとは。
さすがエロマフィア。次元が違うな。
ここまでお付き合い頂いた方、改めて、ありがとうございます。
思えばここまで読んでくださってる方って、無印の頃から、エロマフィア第六段まで、ずーっとお付き合いくださってるってことですよね。
…神か何かですか?
と、まずは挨拶したところで。
…申し訳ありませんでした(土下座)。
私言ってましたよね、前作のクロノスタシスⅢで。
次回作は、野いちご新規さんを取り入れる為に、完全オリジナルの新作を書きます、って。
…何書いてんの?お前。
いや、頑張ってたんですよ。クロノスタシスⅢが終わって、「よし、次は新規さんを募る為に、新作オリジナルを…」と思って、実際書き始めてたんです。
で、そっちが30ページくらい進んだ頃。
奴がね…ルレイアがね…舞い降りたんですよ。例によって。
「へぇ?最近引っ越ししたそうじゃないですか。で、俺への挨拶がまだのようですが?」とでも言いたかったんですかね。
死神に鎌チラつかせられたら、そんなのもう新作なんて書いてる場合じゃないじゃないですか。
そんな訳で、書きかけの新作を放置して、こちらに着手。
ルレイアも満足していることでしょう。
まぁ、いずれにしてもエロマフィア第六段は、以前から宣言してたのでね。
とはいえ、野いちごさんに引っ越してきて、出す作品は2作続けてモバスペ時代の続編モノとは。
この作者、もう野いちごで新規さん獲得する気ないだろ。
とにかく自分の楽しみの為に書いてるな。さては。
実は今も、次書きたいのはクロノスタシスⅣだったりする…。
いや、さすがにそれは「何やねんこの作者?」となりかねないので(既になってる説)、次回作こそはオリジナル出します。はい。
説得力ゼロですが、次回作は新作オリジナルを書こう。
しかし、前述した、書きかけの30ページ前後の新作。
あれをなぁ…今から続きを書く気になれないんですよね。ちょっとキツかったんで。
なので、そっちはお蔵入りにして、また新しい別の作品を書こうかな…とか考えてたり。
まぁ、今ようやくエロマフィア終わって、ホッとしてるところなんで。
次何を書くかは、また考えます。
多分何かは書いてると思うよ。懲りずにね。
モバスペさんから一緒に引っ越してきて、このあとがきを今読んでくださってる方、全国に何人いるんだろうなぁとか思いつつ。
世界って広いし、一人くらいはいるんじゃないかな。
ありがとうございます。
野いちごさんって、なんかこう、「この作者が新作を投稿したら、通知が来る」みたいなシステムあるんですかね。
自分書き専で、人の小説は全く読まないので、そこのところ分からないんですよ。
いや、人様の作品を読んだら、自分の作品のあまりの稚拙さに心が折れて、二度と何も書けなくなるんじゃないかなぁという不安が…。
とにかく何が言いたいかと言いますと。
「次はオリジナルです」とか言っときながら、全然有言実行出来てなくて済みませんでした!以上!
じゃあここで恒例の、登場人物解説行きましょうか。
もう第六段なんでね。今更解説することもあまりないんですが。
まず堂々主人公。私の歴代作品の中で、一番の存在感とエロスを持つ男。
ルレイア・ティシェリー。
彼については、もう言わずもがなですね。最早。
とはいえ今回は、スパイ任務が主だったので。
久々に、ルナニア・ファーシュバルが帰ってきました。
ちなみにこの名前、ルレイアの偽名として使うのは二回目(ランドエルス騎士官学校潜入時以来)ですが、結構気に入ってます。
いつか、ランドエルス時代の登場人物をもう一回出したい、と思ってるんですが。
出す機会がなかなかありませんね。
また、ルレイアが格好良く鎌を振り回して無双する、っていうルレイア待望の機会を作ってあげたいと、常々思ってるんですが。
その機会も、なかなかないんですよね。
如何せんルレイアが強過ぎて、まともに相手にする人間がいないんだこれが。
ルレイアと戦いたかったら、戦車10台くらいは必須だな。
それでも負けそう。
今回はルナニアとして、鎌は勿論、ゴスロリ服も着れず、フェロモンレベルも下げて、おまけにルルシーと離れ離れの生活をしなければならなかったので、
その点、ルレイアは非常に欲求不満だったのではないでしょうか。
ちなみに今回の話、2〜3月(大学受験期間)から、8月くらいまでの、およそ半年間を描いたストーリーになっております。
意外と短いんですよね。
そしてここで、ルレイアが潜入していた、ルティス帝国総合大学について解説しておきます。
まず、エロマフィアシリーズをずっと読んでくださってる方はきっと、こう思ったでしょう。
「え、そんな学校あったの?」と。
私もちょっと思いました。
そこで疑問に思いますよね。
「あれ?ルティス帝国で一番の学校って、帝国騎士官学校じゃなかった?」って。
はい、そうです。
偏差値とか倍率とかを考慮すると、帝国騎士官学校の方が上です。
ルティス帝国総合大学は、確かに国内の「大学」の中では最高峰ですが。
小中高大学、全ての教育機関を総合して比較すると、帝国騎士官学校が一番です。
あくまで大学は、専門的な知識を、狭く深く学ぶ場所(対象高卒以上)。
帝国騎士官学校は、政治や用兵を主軸に、様々な分野を広く浅く学ぶ場所(対象中高生)。
こんな風に考えて頂ければよろしいかと。
ややこしくてごめんなさい。
つまり、ルレイアは大卒ではないけれども。
ルレイアが主席で卒業した帝国騎士官学校の方が、格としては上なんですね。これが。
おまけに帝国騎士官学校は、貴族向けの学校ですから。
大衆向けの大学とは、また種類が違うと言いますか。
まぁ、あの、あれです。
そういうことにしておいてください。
ルレイアを何学部に所属させるかは、ちょっと色々考えたんですが。
彼の場合、何処に所属しても、楽しいことになりそうだなぁと思いつつ。
最終的には、ルルシーに「お前が教師になったら、ルティス帝国の未来が終わる」と言わせたいが為に、教育学部に収まりました。
本人は、あくまで自分が教師になったら、カリスマ教師間違いなしだと信じてます。
が、本当にルレイアが教師になったら、ルティス帝国の教育委員会的なところが、マジで崩壊案件なので。
退学して良かった。
そして、そんなルレイアが所属していたサークル。
『ルティス帝国を考える会』ですが。
最初は、割と良さそうなサークルでしたよね。ちょっと入ってみても良いかなって思える。
それが段々と歪んでいく過程が、なかなかエグかったかなと。
ルレイアは普段、帝国騎士団、並びにその隊長達を貶す発言が多いんですが(彼の過去を考えれば当然ですが)。
段々『ルティス帝国を考える会』の中で、ルーシッドが批判の的に晒されているときは、実はかなり、いつもの毒舌がセーブされています。
これは自分が学生時代、周囲からいじめられていた経験があるからです。
無意識に、批判の的に晒されるルーシッドを、昔の自分と重ねていたんですね。
そういう意味では、ルレイアにとって『ルティス帝国を考える会』は、あまり居心地の良い場所ではなかったと言えます。
まぁ、『青薔薇連合会』に比べれば、ルレイアにとっては何処でも居心地悪いでしょうが。
おまけに、家に帰ったらそのルーシッドと二人きりでしょう?ルルシーにもなかなか会えずに。
ルレイア、かなりストレス溜まってそうなんで。
ちゃんと、後でルルシーに癒やしてもらってください。
あと、毎回不意打ちのように、私の頭の中に降臨するのやめてください。
今のところ、エロマフィア第七段は考えてませんが。
有り得るな。充分有り得る。
何なら、今すぐ書けと言われても書けそうだもん。
皆さん覚悟しててください。
私も、いつルレイアが私の脳内に降臨しても良いよう、覚悟しておきます。
本当不意打ちで来るから困るよ。
でも、そんなところが好き。
はい、長くなりましたが、次はそんなルレイアの相棒。
ルルシー・エンタルーシア。
作者としては、全然そんなつもりはないんですが。
毎回ルルシー、胃に穴が開くと言うか、頭痛の種が尽きないと言うか。
ルレイアを危険な目に遭わせたくない、もし危険な目に遭うことになるなら、その隣に自分もいる、と誓いながら。
それが出来ない状況ばかりが続いて、気の毒の一言です。
ルルシー、君が悪いんじゃないから安心してくれ。
ルルシーが誰よりも、ルレイアのことを大事に思ってるのは確かなんですけども。
今回は特に、最初から最後まで、全然ルレイアの傍にいられませんでしたからね。
ルルシーは、ルレイアが危険な目に遭うのが嫌な訳じゃないんですよ。
危険な目に遭ってると分かっていながら、助けてあげられない自分が嫌なんです。
なので、最初から最後まで、スパイ潜入作戦には反対していました。
その結果、『帝国の光』が覇権を握ろうが、ルティス帝国が共産主義国家になろうが、全然後悔はしないと思います。
でも、リーダーであるアイズが、承諾してしまった手前。
今更嫌だとは言えないので、渋々承知。
本当、絶対ルルシー、今回胃に穴開いてますよ。間違いなく。
可哀想だけど、今回はストーリー上仕方なかった。
次。次があれば、次回作があれば、そのときはちゃんと、ルレイアの隣に置いておくから。うん、多分。
…ちなみに、ですが。
さっき共産主義国家、というワードを出してしまったので、忘れないうちに断っておきますね。
私今回、コミュニズムとか平等主義とか政治改革とか、色々政治的な難しい言葉を、偉そうに連発していましたが。
自慢じゃないですが桜崎刹那は、資本主義とか共産主義とか、小学校の教科書の方が詳しいんじゃないか?ってくらいの知識しかありません。
一応、ウィ●ペディアで、軽く調べてみたりもしたんですが。
あまりに意味分からな、いや難し過ぎて、読めませんでした。
何とか主義とか何とか主義とか…うーん、今思い出しても頭痛くなる。
「このエアプw」状態です。
アホな作者で済みません。
前作エロマフィアでも言ったかな。桜崎さん、頭の方はあまり良くないんで…。
そういう方面をちゃんと齧った人が読んだら、笑止千万も良いところなんでしょうが。
こういうときは、魔法の一言。
これ、フィクションなんで。
どんなエアプでも知ったかぶりになれる世界。そこがフィクション。なんて素晴らしい。
つまり何が言いたいかと言うと、言葉の使い方とか意味とか、間違ってても、大目に見てくださいってことです。
ちゃんと勉強して書けば良いんでしょうが、如何せんオツムが悲しいんでね、桜崎さんは…。
それにほら、ルティス帝国って国がそもそも、架空の世界の架空の国なんで。
あくまで、オツムの悲しいエアプ作者が書いた、フィクションだと思って、白い目で見てもらえれば。
と、また長くなりましたが。
ルルシー、君良い人だからな。
ルレイアなんていう、厄介な相棒に恵まれて、色々大変だとは思うが。
ちゃんと幸せになってくれ。
…。
「それはルレイア次第だ」って言ってそう。
では次、『青薔薇連合会』幹部組リーダー。
アイズレンシア・ルーレヴァンツァさん。
意外と名前長いな。今更だけど。
アシュトーリアさんの影が、段々薄くなっていくにつれ。
彼の存在感が増していくという、不思議な方程式が出来つつあります。
もう世代交代しても良いんじゃないかな?と思う傍ら。
アイズが首領になっちゃったら、他の幹部組との立場が平等じゃなくなっちゃうので、未だに世代交代出来ず。
今でも、既にアイズがリーダーって空気はあるんですが。
完全に首領になっちゃうと、他の幹部組と一線を画すことになるので、それは良くないかな、と。
アイズ自身も、「自分はまだ首領になるには、知識と経験が足りない」と思ってそうですしね。
とはいえ、今回の件で、実質自分の代の『青薔薇連合会』の安泰を、ちゃっかり獲得しちゃってるというしたたかさ。
さすが、次期首領。
作戦反対派だったルルシーには、若干恨まれてそうですが。
そこは、アイズの広くて深い懐でカバーということで。
しかし、アイズもあまり口に出すタイプじゃないんで、気丈に振る舞ってはいますが。
今回の作戦、凄く葛藤したと思いますよ。アイズ。
任務そのものが危険な上に、引き際のタイミングも自分が決めなくちゃならなくて。
おまけに、後半では『光の灯台』(『白亜の塔』)なんてものも絡んできて、引くに引けない状況にもなってきて。
正直アイズとしては、自分の手に負えない状態まで陥って。
それでも自分が指揮官だからと、気丈に振る舞って作戦を立て。
仲間を信じて、見事に成功したから良かったものの。
一歩間違えば、『白亜の塔』がルティス帝国に流出しちゃう、なんてことになりかねなかった訳ですし。
皆はアイズを信頼しきってますが、アイズ自身は、自分のことを絶対に大丈夫、と信じきれるほど、自意識過剰じゃありませんので。
彼の肩にかかった重責は、かつてないほどに重かったと思います。
頑張ったな、アイズ。
君は立派な、『青薔薇連合会』の次期首領だ。
お次は、そのアイズの相棒。
兼、そんなアイズの精神衛生を健康に保つ、癒やし系ポジション。
アリューシャ・ヘルフェンリッツの解説行きましょう。
フルネームこんなだったんだな。ちょっと思い出すのに時間かかったよ。
アリューシャはアリューシャの印象が強くて、名字は忘れられがち。
アリューシャ本人は、自分の名前に凄い執着がある(その理由は過去作で明らかになってます)ので、名字忘れんなよ、って怒ってそう。
ごめん。
シュノちゃんの方は、最初の設定から、途中でルーチェスと入れ代わりで、スパイとして潜入する、つまりスパイ組に入れてたんですが。
アイズ、ルルシー、アリューシャの残留組三人は、正直あんまり出番ないかな、と思ってたんですが。
何だかんだ、最後の方のシェルドニア王国遠征で、若干の活躍を見せてますね。
残留組も、ちょっとは良いところ見せられて、良かった。
アリューシャのライフルは、もとの持ち主がアレなので、本当に5キロ先からでも撃ち抜けそうで怖いですね。
アリューシャは、普段のとぼけた態度と、狙撃時の頼もしさとのギャップが格好良くて、かなり好きです。
何気にアリューシャは、現状、死神ルレイアを殺せるかもしれない候補、筆頭ですからね。
近接戦闘じゃ、絶対にルレイアには勝てませんので。
遠距離からなら、ワンチャンあるかもしれない。
そう思うと、アリューシャの株上がりません?
まぁ、アリューシャが殺すつもりでルレイアを狙撃する、なんてシチュエーションは、まず有り得ないので。
無理なんですけどね、結局は。
では次、シュノさん行きましょう。
シュノ・ルヴァーシュ。『青薔薇連合会』幹部組の中で、唯一の女性です。
しかし実力は、『青薔薇連合会』でも屈指の戦闘力なんですよね。これが。
ルリシヤとルーチェスが加入する前は、ルレイアルルシーと合わせて、三本指に入る実力者ですから。
侮ると、痛い目を見るどころじゃ済みませんよ。
しかも今回は、彼女もスパイ組に入ってますからね。
前述した通り、これは最初から決めてました。
ルーチェスには、こう言っちゃ悪いですが、セカイさんというある種の枷があるので。
ルヴィアもそうですが、失う者がある人は、どうしても安全第一になっちゃうからね。
そんなときに備えて、凄く勉強を頑張っていたシュノちゃん、偉い。
しかし、ここで作者からマジレス。
幼少期、まともに学校行ってないシュノちゃんが、たかだか数ヶ月、猛勉強したところで。
ルティス帝国でも一二を争う、私立ローゼリア学園大学に(いくら、ちょっと偏差値の低い女子大の方だったとはいえ)入れるはずがないんですよね。
ストーリー上、なんかあっさり入ったように見えますが。
実は裏口入学だったんじゃないか説、浮上。
言い方は悪いですが、ルレイアやアイズ、ルリシヤ、ルーチェス達といった秀才と比べると、シュノさんはそんなに頭が良いタイプではないので。
ちょっと無理があるかなぁと思いつつも、そうしないと話が進まないので、結局入学してもらいましたが。
普通に考えたら、まず無理だと思います。
余程地頭良かったら別ですが。
そもそも、スパイ計画が持ち上がったのが2〜3月で。
そこからちょっと勉強してすぐ受験→合格、っていう離れ業を為し遂げた、ルレイア達も相当おかしいですけどね。
大学のレベルが低いんじゃなくて、この三人がおかしいだけです。
シュノちゃんについては…ちょっと裏口入学があったんじゃないかな、ということで。
とはいえ、大学潜入後のシュノちゃん、めっちゃ良い仕事してます。
何なら、ルーチェスより活躍してるくらいですからね。
さすが先輩。威厳を見せていくスタイル。
本人としては、少しでもルレイア達を助けたくて、無我夢中だったんでしょうね。
シュノちゃんは、他の幹部組より、仲間達に対して家族意識がとても強い子です。
その割には、最初の頃は周囲から距離を取ってたんですが。
それこそルルシーの言う通り、ルレイアとの出会いを通して、成長したんでしょうね。
個人的には、強くて格好良くて、しかも可愛い女の子、って大好きなので。
これからも、是非活躍して欲しい人物です。
しかし、他(ルレイア、ルリシヤ、ルーチェス辺り)のスペックが高過ぎるせいで。
あまり活躍の機会を与えてあげられなくて、大変申し訳ないキャラでもあります。
はい、じゃあ次は、そんな可愛いシュノちゃんを差し置いて、今作一番の活躍を見せた男。
ルリシヤ・クロータスの解説、行きましょうか。
お前、マジでMVPだと思うよ。
本心、素顔、素性、何もかも仮面の下に隠し。
あの、人を疑うことしか知らないヒイラから、心からの信頼を受けた数少ない人物の一人です。
よくここまで、演技を貫いたもんだ。
相当しんどかったと思いますよ。メンタル的に。
特に最後の方は、ヒイラが段々おかしくなっていって、ルリシヤのトラウマでもあるグリーシュを彷彿とさせてたので。
本人も、二度も救えなかった、と落ち込んでそう。
ヒイラの方は、『白亜の塔』の秘密を知ってしまった以上、救うも何も、消えてもらうしかなかったんですけどね。
つまり悪いのは、全部若ハゲ博士ということで。
そんな状況でも、ちゃっかり新作のカラーボールシリーズや、マジックなんかも習得してたりして、その点さすがです。
偽の『光の灯台』を仕込んでたときとかは、内心ニヤニヤしてそう。
それにしても、何でルリシヤが、序盤から『帝国の光』に潜入するという、一番危険な役目を負わされることになったのか、という経緯ですが。
ルレイアは、ルーシッドと同居させたかった(そもそも、ルーシッドの出番を作ってあげたかった)ので、ルレイアが序盤から『帝国の光』に潜入するのは無理。
ルーチェスは、中盤でシュノさんと入れ替わるので、序盤から『帝国の光』に入ったとしても、途中で抜けるのは無理。
じゃあ残るはルリシヤ、ってな感じで、実は消去法だったんですよね。
作者によって、消去法で一番危険な役目を負わされたルリシヤ。ごめんなさい。
四六時中監視されながら、ヒイラの目を掻い潜って彼の信頼を得る。
そして、その信頼を維持しながら、かつヒイラが『光の灯台』の開発を進めるのを阻止する。
物凄く神経を使う、大変な役目だったと思います。
正体がバレたら、一発退場だった訳ですからね。
いやぁ、本当よく頑張ってくれたと思います。
さてはルリシヤ、君、念願の後輩が出来たから、良いところ見せようと頑張ったな?
そういう、ちょっと遊び心があるところも、ルリシヤの魅力の一つですね。
お次は、そんなルリシヤに、ようやく出来た後輩。
ルレイアの弟子。
ルーチェス・アンブローシアさん。
どっかの読心魔法教師の前世がこの人です。
ルーチェスは残念ながら(?)不死身ではないので、危ないときはちゃんと引き際を弁えています。
ルーチェス君なぁ…。もうちょっと活躍させてあげたかった感ありますが。
『赤き星』をちょこっと触った後、速攻箱庭帝国に離脱しちゃいましたからね。
最終的には戻ってきて、シュノちゃんと『表党』で裏工作してましたが。
ルーチェスの、本来のスペックを発揮出来てない気はする。
何と言っても、あのルレイアの弟子ですからね。
良くも悪くも、ルーチェスにはセカイちゃんという、枷があるので。
守る者があると、どうしても行動が制限されてしまうことになるんですよね。
別に、セカイちゃんが悪い訳じゃないんですけど。
今作だけ読んだら(そんな人はいないと思いますが)、ルーチェスって大したことない奴だな、と思うかもしれませんが。
全然そんなことないですから。
何なら、来世では不死身の化け物になってますから。
皆さんルーチェスを舐めちゃいけませんよ。
多分頭の偏差値で考えたら、『青薔薇連合会』の幹部組の中では、師匠やアイズを抑えて、一番なんじゃないかな。
何せ王子様なので、教育環境は他の誰より充実してます。
おまけに多才です。
だからこそ、私立ローゼリア学園大学の受験のときも、余裕で美術学部に合格してたんですね。
いくらスパイ任務中とはいえ、課題を自分の奥さんにやらせるのはやめよう。
ルレイアもやってたけど、代返とかも、真似してしちゃ駄目ですよ。
それにしても美術学部って、何となく「絵が上手ければ入れるんだろう」みたいな印象を(勝手に)持ってたんですけども。
実は、結構勉強も出来ないと駄目なんですよね。まぁ大学によるとは思いますが。
身近に美大目指してる人がいて、物凄く感心した覚えがあります。
つまり何が言いたいのかと言うと。
ルーチェスって、めっちゃ頭良い上に、やろうと思えばルレイア並みの無双も出来るし。
ついでに多才で、料理、掃除、裁縫、何ならヘリの操縦まで、本一冊で習得してしまう天才なので。
しかも、ルーチェス・フェロモンまで習得してしまった。
彼に隙はない。
性格的にも一緒にいて楽しそうで、セカイちゃん、ちょっとあなた、私とポジション代わってくれませんか。
第七段がもしあれば、君は活躍するよ。
はい、それでは『青薔薇連合会』組はこんなもんかな。
次は帝国騎士団サイド行きましょうか。
段々と、『青薔薇連合会』に頭が上がらない感じになってきて、アストラエアとかは苛立ってそうですが。
オルタンスは、ルレイアと会える口実が出来て、内心喜んでそう。
そして、帝国騎士団サイドで解説するべきは、とにかくルーシッドですね。
ようやくこのときが来たよ。
ルーシッド、私はこのエロマフィアシリーズで、君を活躍させる機会をずっと探してたんだ。
何せ、あのルレイアの後釜ですからね。
絶対また何処かで、活躍する機会を作ってあげようと思いつつ、今まで出来なかったので。
今回、ようやくルーシッドが活躍する機会が出来て、作者としては肩の荷が下りた思いです。
ルアリスにしてもルーシッドにしても、初登場時はもっと、堂々としたキャラだったはずなんですけど。
ルレイアに染まると、誰しもたじたじになってしまうこの謎現象よ。
さらっと書いてますが、あのルレイアと半年近くも同居なんて、絶対苦労したに違いないですよ。
ルームメイトとしては最悪でしょうね。
のっけから、一緒に住む部屋の内装を、勝手にゴスロリ仕様に統一され。
日がな、ルレイアがハーレム会員を顎で使い、何ならエリュシアちゃんを下僕呼ばわりして、小間使いのように扱ってる様を見せられ。
とにかく自由奔放なルレイアに、振り回されっぱなしだったと思います。
常人なら、一日目どころか、一時間で心折れそう。
それが半年近くも頑張れたのは、ルーシッドが、帝国騎士団四番隊隊長の責務を忘れていなかったからでしょうね。
自分のやるべきこと、自分の貫くべき正義ってものが、ルーシッドにはありますから。
何とか頑張れたんだと思います。
偉いぞルーシッド。さすがルーシッド。
まぁ、帝国騎士団にいた頃から。
アドルファスと共に、ルレイア絡みのあれこれで、オルタンスに翻弄されること多かったですから。
それで慣れてたのかもしれない。
とはいえ、『ルティス帝国を考える会』では、皆から煙たがられるポジションを演じ。
家に帰ったら、死神ルレイアと一つ屋根の下でしょう?
本当、ルーシッドよく頑張ったな…。
君の活躍は忘れないよ。
いや、まぁこれからも出てくるとは思いますが。
多分今頃、帝国騎士団に帰って、アドルファスとリーヴァ辺りに、労いの一杯を奢ってもらってそう。
ふと思ったんですが、ルレイアが帝国騎士団の人間との同居を受け入れたのは、同居人がルーシッドだったからじゃないかと思います。
オルタンスはもっての外だし、ルシェお姉ちゃんは願い下げでしょうし。
とにかく、ルレイア自身が帝国騎士団にいた頃同僚だった隊長達とは、絶対一緒に住まなかったと思います。
ルーシッド、君は不本意だったかもしれないが。
君だったからこそ、ルレイアは帝国騎士団の人間との同居を受け入れたんだと思うよ。
ルレイアはこう見えて、ルーシッドのことをそこそこ認めてますからね。こう見えて。
そこは誇って良いと思うよ。
作者としては、ルーシッドにスポットライトを当てることが出来て、とても満足です。
…ところで。
今まで、随分濁してきたんですが。
折角野いちごさんに引っ越してきたことですし、改めてはっきりさせておこうかと思います。
何の話かというと、帝国騎士団の話。
この組織は何なのか、何の役割と権限を持っているのか、という話ですね。
自分でも、何と説明して良いか、考えていたんですが。
簡単に言うと、「ルティス帝国の偉い人」です。
物凄くアバウトな言い方ですが。
だって、こいつら、やってることの幅が広過ぎますから。
まず、国を守る軍隊としての役目。
国政を担い、国内の政治を行う役目。
何なら司法のトップにも立って、罪人を裁く役目。
ルティス帝国の何でも屋です。
総理大臣と裁判官やりながら、陸海空軍の大将やってるみたいな。
権力の一本化は良くないと思いますが、何だかんだ上手く行ってるルティス帝国やべぇ。
だから逮捕権限もありますし、警察も存在はしますが、帝国騎士団の下部組織的役割。
それに、軍隊としての役目もあるんだから、日々鍛錬もしなきゃならないし。
帝国騎士団、忙し過ぎでは?
本当に、国内のエリートにしかなれないポジションだと思います。
そんな多忙な中で、よくオルタンスは、『frontier』のライブなんて行ってる余裕があるよ。
それでも、今の女王様は自己主張の少ないアルティシア様ですからね。
前のローゼリア女王様なんかは、どんどん政治に口を出すタイプだったから、帝国騎士団の皆さんもやりづらかったと思います。
それに比べれば、今はちょっと楽なのかも。
それでも忙し過ぎるよ。
作者としても、出来るだけ帝国騎士団の負担を減らしてあげたいところですが。
残念ながら、これ以上組織を作ってしまうと、『青薔薇連合会』、帝国騎士団、新しい組織の三つ巴みたいになって。
まぁ、ややこしいことになるんですね。
だから自重してもらってるんですが…。
…ん?でも、それも悪くないかも?
ちょっと、第七段へのインスピレーションが…。
よし、この辺でやめておこう。またルレイアが降臨しかねない。
ここからは、あとがきの時間です。
あけおめ。
前年もエロマフィアから始まり、年末に投稿してエロマフィアで締めようかなと思ったんですが…。
エロマフィアが前年で終わる訳ねぇよなぁ!?
ってことで、今年もエロマフィアから始まりじゃあ!
二年連続で、年明けをエロマフィアで迎える気分はどうだ!?最高だろ?
もうね、これね、モバスペ時代から通算、第六段なんでね、エロマフィア。
今更新規さんはいないだろうという前提で、話を進めさせてもらって良いですかね。
今から1から読み始めようと思ったら、もう途方もない感じになりますよね。
まぁ、何だかんだご時世がご時世なんで、外に遊びに行くのもアレだし、家でゴロゴロ寝てるだけってのもアレだし。
やることねーから、エロマフィア1から読むか、という選択肢は、アリかもしれない。
文章量的には、かなり良い暇潰しになりますよ。
今作のエロマフィア第六段も、800ページ越えましたからね。自分でもびっくりしてますよ。
最初始めたときは、200〜300ページくらいで終わって、第二部で別のエピソードを…とか思ってたんですよ。
それがあなた、蓋を開けてみれば、『帝国の光』のエピソード一つで800ページ越えとは。
さすがエロマフィア。次元が違うな。
ここまでお付き合い頂いた方、改めて、ありがとうございます。
思えばここまで読んでくださってる方って、無印の頃から、エロマフィア第六段まで、ずーっとお付き合いくださってるってことですよね。
…神か何かですか?
と、まずは挨拶したところで。
…申し訳ありませんでした(土下座)。
私言ってましたよね、前作のクロノスタシスⅢで。
次回作は、野いちご新規さんを取り入れる為に、完全オリジナルの新作を書きます、って。
…何書いてんの?お前。
いや、頑張ってたんですよ。クロノスタシスⅢが終わって、「よし、次は新規さんを募る為に、新作オリジナルを…」と思って、実際書き始めてたんです。
で、そっちが30ページくらい進んだ頃。
奴がね…ルレイアがね…舞い降りたんですよ。例によって。
「へぇ?最近引っ越ししたそうじゃないですか。で、俺への挨拶がまだのようですが?」とでも言いたかったんですかね。
死神に鎌チラつかせられたら、そんなのもう新作なんて書いてる場合じゃないじゃないですか。
そんな訳で、書きかけの新作を放置して、こちらに着手。
ルレイアも満足していることでしょう。
まぁ、いずれにしてもエロマフィア第六段は、以前から宣言してたのでね。
とはいえ、野いちごさんに引っ越してきて、出す作品は2作続けてモバスペ時代の続編モノとは。
この作者、もう野いちごで新規さん獲得する気ないだろ。
とにかく自分の楽しみの為に書いてるな。さては。
実は今も、次書きたいのはクロノスタシスⅣだったりする…。
いや、さすがにそれは「何やねんこの作者?」となりかねないので(既になってる説)、次回作こそはオリジナル出します。はい。
説得力ゼロですが、次回作は新作オリジナルを書こう。
しかし、前述した、書きかけの30ページ前後の新作。
あれをなぁ…今から続きを書く気になれないんですよね。ちょっとキツかったんで。
なので、そっちはお蔵入りにして、また新しい別の作品を書こうかな…とか考えてたり。
まぁ、今ようやくエロマフィア終わって、ホッとしてるところなんで。
次何を書くかは、また考えます。
多分何かは書いてると思うよ。懲りずにね。
モバスペさんから一緒に引っ越してきて、このあとがきを今読んでくださってる方、全国に何人いるんだろうなぁとか思いつつ。
世界って広いし、一人くらいはいるんじゃないかな。
ありがとうございます。
野いちごさんって、なんかこう、「この作者が新作を投稿したら、通知が来る」みたいなシステムあるんですかね。
自分書き専で、人の小説は全く読まないので、そこのところ分からないんですよ。
いや、人様の作品を読んだら、自分の作品のあまりの稚拙さに心が折れて、二度と何も書けなくなるんじゃないかなぁという不安が…。
とにかく何が言いたいかと言いますと。
「次はオリジナルです」とか言っときながら、全然有言実行出来てなくて済みませんでした!以上!
じゃあここで恒例の、登場人物解説行きましょうか。
もう第六段なんでね。今更解説することもあまりないんですが。
まず堂々主人公。私の歴代作品の中で、一番の存在感とエロスを持つ男。
ルレイア・ティシェリー。
彼については、もう言わずもがなですね。最早。
とはいえ今回は、スパイ任務が主だったので。
久々に、ルナニア・ファーシュバルが帰ってきました。
ちなみにこの名前、ルレイアの偽名として使うのは二回目(ランドエルス騎士官学校潜入時以来)ですが、結構気に入ってます。
いつか、ランドエルス時代の登場人物をもう一回出したい、と思ってるんですが。
出す機会がなかなかありませんね。
また、ルレイアが格好良く鎌を振り回して無双する、っていうルレイア待望の機会を作ってあげたいと、常々思ってるんですが。
その機会も、なかなかないんですよね。
如何せんルレイアが強過ぎて、まともに相手にする人間がいないんだこれが。
ルレイアと戦いたかったら、戦車10台くらいは必須だな。
それでも負けそう。
今回はルナニアとして、鎌は勿論、ゴスロリ服も着れず、フェロモンレベルも下げて、おまけにルルシーと離れ離れの生活をしなければならなかったので、
その点、ルレイアは非常に欲求不満だったのではないでしょうか。
ちなみに今回の話、2〜3月(大学受験期間)から、8月くらいまでの、およそ半年間を描いたストーリーになっております。
意外と短いんですよね。
そしてここで、ルレイアが潜入していた、ルティス帝国総合大学について解説しておきます。
まず、エロマフィアシリーズをずっと読んでくださってる方はきっと、こう思ったでしょう。
「え、そんな学校あったの?」と。
私もちょっと思いました。
そこで疑問に思いますよね。
「あれ?ルティス帝国で一番の学校って、帝国騎士官学校じゃなかった?」って。
はい、そうです。
偏差値とか倍率とかを考慮すると、帝国騎士官学校の方が上です。
ルティス帝国総合大学は、確かに国内の「大学」の中では最高峰ですが。
小中高大学、全ての教育機関を総合して比較すると、帝国騎士官学校が一番です。
あくまで大学は、専門的な知識を、狭く深く学ぶ場所(対象高卒以上)。
帝国騎士官学校は、政治や用兵を主軸に、様々な分野を広く浅く学ぶ場所(対象中高生)。
こんな風に考えて頂ければよろしいかと。
ややこしくてごめんなさい。
つまり、ルレイアは大卒ではないけれども。
ルレイアが主席で卒業した帝国騎士官学校の方が、格としては上なんですね。これが。
おまけに帝国騎士官学校は、貴族向けの学校ですから。
大衆向けの大学とは、また種類が違うと言いますか。
まぁ、あの、あれです。
そういうことにしておいてください。
ルレイアを何学部に所属させるかは、ちょっと色々考えたんですが。
彼の場合、何処に所属しても、楽しいことになりそうだなぁと思いつつ。
最終的には、ルルシーに「お前が教師になったら、ルティス帝国の未来が終わる」と言わせたいが為に、教育学部に収まりました。
本人は、あくまで自分が教師になったら、カリスマ教師間違いなしだと信じてます。
が、本当にルレイアが教師になったら、ルティス帝国の教育委員会的なところが、マジで崩壊案件なので。
退学して良かった。
そして、そんなルレイアが所属していたサークル。
『ルティス帝国を考える会』ですが。
最初は、割と良さそうなサークルでしたよね。ちょっと入ってみても良いかなって思える。
それが段々と歪んでいく過程が、なかなかエグかったかなと。
ルレイアは普段、帝国騎士団、並びにその隊長達を貶す発言が多いんですが(彼の過去を考えれば当然ですが)。
段々『ルティス帝国を考える会』の中で、ルーシッドが批判の的に晒されているときは、実はかなり、いつもの毒舌がセーブされています。
これは自分が学生時代、周囲からいじめられていた経験があるからです。
無意識に、批判の的に晒されるルーシッドを、昔の自分と重ねていたんですね。
そういう意味では、ルレイアにとって『ルティス帝国を考える会』は、あまり居心地の良い場所ではなかったと言えます。
まぁ、『青薔薇連合会』に比べれば、ルレイアにとっては何処でも居心地悪いでしょうが。
おまけに、家に帰ったらそのルーシッドと二人きりでしょう?ルルシーにもなかなか会えずに。
ルレイア、かなりストレス溜まってそうなんで。
ちゃんと、後でルルシーに癒やしてもらってください。
あと、毎回不意打ちのように、私の頭の中に降臨するのやめてください。
今のところ、エロマフィア第七段は考えてませんが。
有り得るな。充分有り得る。
何なら、今すぐ書けと言われても書けそうだもん。
皆さん覚悟しててください。
私も、いつルレイアが私の脳内に降臨しても良いよう、覚悟しておきます。
本当不意打ちで来るから困るよ。
でも、そんなところが好き。
はい、長くなりましたが、次はそんなルレイアの相棒。
ルルシー・エンタルーシア。
作者としては、全然そんなつもりはないんですが。
毎回ルルシー、胃に穴が開くと言うか、頭痛の種が尽きないと言うか。
ルレイアを危険な目に遭わせたくない、もし危険な目に遭うことになるなら、その隣に自分もいる、と誓いながら。
それが出来ない状況ばかりが続いて、気の毒の一言です。
ルルシー、君が悪いんじゃないから安心してくれ。
ルルシーが誰よりも、ルレイアのことを大事に思ってるのは確かなんですけども。
今回は特に、最初から最後まで、全然ルレイアの傍にいられませんでしたからね。
ルルシーは、ルレイアが危険な目に遭うのが嫌な訳じゃないんですよ。
危険な目に遭ってると分かっていながら、助けてあげられない自分が嫌なんです。
なので、最初から最後まで、スパイ潜入作戦には反対していました。
その結果、『帝国の光』が覇権を握ろうが、ルティス帝国が共産主義国家になろうが、全然後悔はしないと思います。
でも、リーダーであるアイズが、承諾してしまった手前。
今更嫌だとは言えないので、渋々承知。
本当、絶対ルルシー、今回胃に穴開いてますよ。間違いなく。
可哀想だけど、今回はストーリー上仕方なかった。
次。次があれば、次回作があれば、そのときはちゃんと、ルレイアの隣に置いておくから。うん、多分。
…ちなみに、ですが。
さっき共産主義国家、というワードを出してしまったので、忘れないうちに断っておきますね。
私今回、コミュニズムとか平等主義とか政治改革とか、色々政治的な難しい言葉を、偉そうに連発していましたが。
自慢じゃないですが桜崎刹那は、資本主義とか共産主義とか、小学校の教科書の方が詳しいんじゃないか?ってくらいの知識しかありません。
一応、ウィ●ペディアで、軽く調べてみたりもしたんですが。
あまりに意味分からな、いや難し過ぎて、読めませんでした。
何とか主義とか何とか主義とか…うーん、今思い出しても頭痛くなる。
「このエアプw」状態です。
アホな作者で済みません。
前作エロマフィアでも言ったかな。桜崎さん、頭の方はあまり良くないんで…。
そういう方面をちゃんと齧った人が読んだら、笑止千万も良いところなんでしょうが。
こういうときは、魔法の一言。
これ、フィクションなんで。
どんなエアプでも知ったかぶりになれる世界。そこがフィクション。なんて素晴らしい。
つまり何が言いたいかと言うと、言葉の使い方とか意味とか、間違ってても、大目に見てくださいってことです。
ちゃんと勉強して書けば良いんでしょうが、如何せんオツムが悲しいんでね、桜崎さんは…。
それにほら、ルティス帝国って国がそもそも、架空の世界の架空の国なんで。
あくまで、オツムの悲しいエアプ作者が書いた、フィクションだと思って、白い目で見てもらえれば。
と、また長くなりましたが。
ルルシー、君良い人だからな。
ルレイアなんていう、厄介な相棒に恵まれて、色々大変だとは思うが。
ちゃんと幸せになってくれ。
…。
「それはルレイア次第だ」って言ってそう。
では次、『青薔薇連合会』幹部組リーダー。
アイズレンシア・ルーレヴァンツァさん。
意外と名前長いな。今更だけど。
アシュトーリアさんの影が、段々薄くなっていくにつれ。
彼の存在感が増していくという、不思議な方程式が出来つつあります。
もう世代交代しても良いんじゃないかな?と思う傍ら。
アイズが首領になっちゃったら、他の幹部組との立場が平等じゃなくなっちゃうので、未だに世代交代出来ず。
今でも、既にアイズがリーダーって空気はあるんですが。
完全に首領になっちゃうと、他の幹部組と一線を画すことになるので、それは良くないかな、と。
アイズ自身も、「自分はまだ首領になるには、知識と経験が足りない」と思ってそうですしね。
とはいえ、今回の件で、実質自分の代の『青薔薇連合会』の安泰を、ちゃっかり獲得しちゃってるというしたたかさ。
さすが、次期首領。
作戦反対派だったルルシーには、若干恨まれてそうですが。
そこは、アイズの広くて深い懐でカバーということで。
しかし、アイズもあまり口に出すタイプじゃないんで、気丈に振る舞ってはいますが。
今回の作戦、凄く葛藤したと思いますよ。アイズ。
任務そのものが危険な上に、引き際のタイミングも自分が決めなくちゃならなくて。
おまけに、後半では『光の灯台』(『白亜の塔』)なんてものも絡んできて、引くに引けない状況にもなってきて。
正直アイズとしては、自分の手に負えない状態まで陥って。
それでも自分が指揮官だからと、気丈に振る舞って作戦を立て。
仲間を信じて、見事に成功したから良かったものの。
一歩間違えば、『白亜の塔』がルティス帝国に流出しちゃう、なんてことになりかねなかった訳ですし。
皆はアイズを信頼しきってますが、アイズ自身は、自分のことを絶対に大丈夫、と信じきれるほど、自意識過剰じゃありませんので。
彼の肩にかかった重責は、かつてないほどに重かったと思います。
頑張ったな、アイズ。
君は立派な、『青薔薇連合会』の次期首領だ。
お次は、そのアイズの相棒。
兼、そんなアイズの精神衛生を健康に保つ、癒やし系ポジション。
アリューシャ・ヘルフェンリッツの解説行きましょう。
フルネームこんなだったんだな。ちょっと思い出すのに時間かかったよ。
アリューシャはアリューシャの印象が強くて、名字は忘れられがち。
アリューシャ本人は、自分の名前に凄い執着がある(その理由は過去作で明らかになってます)ので、名字忘れんなよ、って怒ってそう。
ごめん。
シュノちゃんの方は、最初の設定から、途中でルーチェスと入れ代わりで、スパイとして潜入する、つまりスパイ組に入れてたんですが。
アイズ、ルルシー、アリューシャの残留組三人は、正直あんまり出番ないかな、と思ってたんですが。
何だかんだ、最後の方のシェルドニア王国遠征で、若干の活躍を見せてますね。
残留組も、ちょっとは良いところ見せられて、良かった。
アリューシャのライフルは、もとの持ち主がアレなので、本当に5キロ先からでも撃ち抜けそうで怖いですね。
アリューシャは、普段のとぼけた態度と、狙撃時の頼もしさとのギャップが格好良くて、かなり好きです。
何気にアリューシャは、現状、死神ルレイアを殺せるかもしれない候補、筆頭ですからね。
近接戦闘じゃ、絶対にルレイアには勝てませんので。
遠距離からなら、ワンチャンあるかもしれない。
そう思うと、アリューシャの株上がりません?
まぁ、アリューシャが殺すつもりでルレイアを狙撃する、なんてシチュエーションは、まず有り得ないので。
無理なんですけどね、結局は。
では次、シュノさん行きましょう。
シュノ・ルヴァーシュ。『青薔薇連合会』幹部組の中で、唯一の女性です。
しかし実力は、『青薔薇連合会』でも屈指の戦闘力なんですよね。これが。
ルリシヤとルーチェスが加入する前は、ルレイアルルシーと合わせて、三本指に入る実力者ですから。
侮ると、痛い目を見るどころじゃ済みませんよ。
しかも今回は、彼女もスパイ組に入ってますからね。
前述した通り、これは最初から決めてました。
ルーチェスには、こう言っちゃ悪いですが、セカイさんというある種の枷があるので。
ルヴィアもそうですが、失う者がある人は、どうしても安全第一になっちゃうからね。
そんなときに備えて、凄く勉強を頑張っていたシュノちゃん、偉い。
しかし、ここで作者からマジレス。
幼少期、まともに学校行ってないシュノちゃんが、たかだか数ヶ月、猛勉強したところで。
ルティス帝国でも一二を争う、私立ローゼリア学園大学に(いくら、ちょっと偏差値の低い女子大の方だったとはいえ)入れるはずがないんですよね。
ストーリー上、なんかあっさり入ったように見えますが。
実は裏口入学だったんじゃないか説、浮上。
言い方は悪いですが、ルレイアやアイズ、ルリシヤ、ルーチェス達といった秀才と比べると、シュノさんはそんなに頭が良いタイプではないので。
ちょっと無理があるかなぁと思いつつも、そうしないと話が進まないので、結局入学してもらいましたが。
普通に考えたら、まず無理だと思います。
余程地頭良かったら別ですが。
そもそも、スパイ計画が持ち上がったのが2〜3月で。
そこからちょっと勉強してすぐ受験→合格、っていう離れ業を為し遂げた、ルレイア達も相当おかしいですけどね。
大学のレベルが低いんじゃなくて、この三人がおかしいだけです。
シュノちゃんについては…ちょっと裏口入学があったんじゃないかな、ということで。
とはいえ、大学潜入後のシュノちゃん、めっちゃ良い仕事してます。
何なら、ルーチェスより活躍してるくらいですからね。
さすが先輩。威厳を見せていくスタイル。
本人としては、少しでもルレイア達を助けたくて、無我夢中だったんでしょうね。
シュノちゃんは、他の幹部組より、仲間達に対して家族意識がとても強い子です。
その割には、最初の頃は周囲から距離を取ってたんですが。
それこそルルシーの言う通り、ルレイアとの出会いを通して、成長したんでしょうね。
個人的には、強くて格好良くて、しかも可愛い女の子、って大好きなので。
これからも、是非活躍して欲しい人物です。
しかし、他(ルレイア、ルリシヤ、ルーチェス辺り)のスペックが高過ぎるせいで。
あまり活躍の機会を与えてあげられなくて、大変申し訳ないキャラでもあります。
はい、じゃあ次は、そんな可愛いシュノちゃんを差し置いて、今作一番の活躍を見せた男。
ルリシヤ・クロータスの解説、行きましょうか。
お前、マジでMVPだと思うよ。
本心、素顔、素性、何もかも仮面の下に隠し。
あの、人を疑うことしか知らないヒイラから、心からの信頼を受けた数少ない人物の一人です。
よくここまで、演技を貫いたもんだ。
相当しんどかったと思いますよ。メンタル的に。
特に最後の方は、ヒイラが段々おかしくなっていって、ルリシヤのトラウマでもあるグリーシュを彷彿とさせてたので。
本人も、二度も救えなかった、と落ち込んでそう。
ヒイラの方は、『白亜の塔』の秘密を知ってしまった以上、救うも何も、消えてもらうしかなかったんですけどね。
つまり悪いのは、全部若ハゲ博士ということで。
そんな状況でも、ちゃっかり新作のカラーボールシリーズや、マジックなんかも習得してたりして、その点さすがです。
偽の『光の灯台』を仕込んでたときとかは、内心ニヤニヤしてそう。
それにしても、何でルリシヤが、序盤から『帝国の光』に潜入するという、一番危険な役目を負わされることになったのか、という経緯ですが。
ルレイアは、ルーシッドと同居させたかった(そもそも、ルーシッドの出番を作ってあげたかった)ので、ルレイアが序盤から『帝国の光』に潜入するのは無理。
ルーチェスは、中盤でシュノさんと入れ替わるので、序盤から『帝国の光』に入ったとしても、途中で抜けるのは無理。
じゃあ残るはルリシヤ、ってな感じで、実は消去法だったんですよね。
作者によって、消去法で一番危険な役目を負わされたルリシヤ。ごめんなさい。
四六時中監視されながら、ヒイラの目を掻い潜って彼の信頼を得る。
そして、その信頼を維持しながら、かつヒイラが『光の灯台』の開発を進めるのを阻止する。
物凄く神経を使う、大変な役目だったと思います。
正体がバレたら、一発退場だった訳ですからね。
いやぁ、本当よく頑張ってくれたと思います。
さてはルリシヤ、君、念願の後輩が出来たから、良いところ見せようと頑張ったな?
そういう、ちょっと遊び心があるところも、ルリシヤの魅力の一つですね。
お次は、そんなルリシヤに、ようやく出来た後輩。
ルレイアの弟子。
ルーチェス・アンブローシアさん。
どっかの読心魔法教師の前世がこの人です。
ルーチェスは残念ながら(?)不死身ではないので、危ないときはちゃんと引き際を弁えています。
ルーチェス君なぁ…。もうちょっと活躍させてあげたかった感ありますが。
『赤き星』をちょこっと触った後、速攻箱庭帝国に離脱しちゃいましたからね。
最終的には戻ってきて、シュノちゃんと『表党』で裏工作してましたが。
ルーチェスの、本来のスペックを発揮出来てない気はする。
何と言っても、あのルレイアの弟子ですからね。
良くも悪くも、ルーチェスにはセカイちゃんという、枷があるので。
守る者があると、どうしても行動が制限されてしまうことになるんですよね。
別に、セカイちゃんが悪い訳じゃないんですけど。
今作だけ読んだら(そんな人はいないと思いますが)、ルーチェスって大したことない奴だな、と思うかもしれませんが。
全然そんなことないですから。
何なら、来世では不死身の化け物になってますから。
皆さんルーチェスを舐めちゃいけませんよ。
多分頭の偏差値で考えたら、『青薔薇連合会』の幹部組の中では、師匠やアイズを抑えて、一番なんじゃないかな。
何せ王子様なので、教育環境は他の誰より充実してます。
おまけに多才です。
だからこそ、私立ローゼリア学園大学の受験のときも、余裕で美術学部に合格してたんですね。
いくらスパイ任務中とはいえ、課題を自分の奥さんにやらせるのはやめよう。
ルレイアもやってたけど、代返とかも、真似してしちゃ駄目ですよ。
それにしても美術学部って、何となく「絵が上手ければ入れるんだろう」みたいな印象を(勝手に)持ってたんですけども。
実は、結構勉強も出来ないと駄目なんですよね。まぁ大学によるとは思いますが。
身近に美大目指してる人がいて、物凄く感心した覚えがあります。
つまり何が言いたいのかと言うと。
ルーチェスって、めっちゃ頭良い上に、やろうと思えばルレイア並みの無双も出来るし。
ついでに多才で、料理、掃除、裁縫、何ならヘリの操縦まで、本一冊で習得してしまう天才なので。
しかも、ルーチェス・フェロモンまで習得してしまった。
彼に隙はない。
性格的にも一緒にいて楽しそうで、セカイちゃん、ちょっとあなた、私とポジション代わってくれませんか。
第七段がもしあれば、君は活躍するよ。
はい、それでは『青薔薇連合会』組はこんなもんかな。
次は帝国騎士団サイド行きましょうか。
段々と、『青薔薇連合会』に頭が上がらない感じになってきて、アストラエアとかは苛立ってそうですが。
オルタンスは、ルレイアと会える口実が出来て、内心喜んでそう。
そして、帝国騎士団サイドで解説するべきは、とにかくルーシッドですね。
ようやくこのときが来たよ。
ルーシッド、私はこのエロマフィアシリーズで、君を活躍させる機会をずっと探してたんだ。
何せ、あのルレイアの後釜ですからね。
絶対また何処かで、活躍する機会を作ってあげようと思いつつ、今まで出来なかったので。
今回、ようやくルーシッドが活躍する機会が出来て、作者としては肩の荷が下りた思いです。
ルアリスにしてもルーシッドにしても、初登場時はもっと、堂々としたキャラだったはずなんですけど。
ルレイアに染まると、誰しもたじたじになってしまうこの謎現象よ。
さらっと書いてますが、あのルレイアと半年近くも同居なんて、絶対苦労したに違いないですよ。
ルームメイトとしては最悪でしょうね。
のっけから、一緒に住む部屋の内装を、勝手にゴスロリ仕様に統一され。
日がな、ルレイアがハーレム会員を顎で使い、何ならエリュシアちゃんを下僕呼ばわりして、小間使いのように扱ってる様を見せられ。
とにかく自由奔放なルレイアに、振り回されっぱなしだったと思います。
常人なら、一日目どころか、一時間で心折れそう。
それが半年近くも頑張れたのは、ルーシッドが、帝国騎士団四番隊隊長の責務を忘れていなかったからでしょうね。
自分のやるべきこと、自分の貫くべき正義ってものが、ルーシッドにはありますから。
何とか頑張れたんだと思います。
偉いぞルーシッド。さすがルーシッド。
まぁ、帝国騎士団にいた頃から。
アドルファスと共に、ルレイア絡みのあれこれで、オルタンスに翻弄されること多かったですから。
それで慣れてたのかもしれない。
とはいえ、『ルティス帝国を考える会』では、皆から煙たがられるポジションを演じ。
家に帰ったら、死神ルレイアと一つ屋根の下でしょう?
本当、ルーシッドよく頑張ったな…。
君の活躍は忘れないよ。
いや、まぁこれからも出てくるとは思いますが。
多分今頃、帝国騎士団に帰って、アドルファスとリーヴァ辺りに、労いの一杯を奢ってもらってそう。
ふと思ったんですが、ルレイアが帝国騎士団の人間との同居を受け入れたのは、同居人がルーシッドだったからじゃないかと思います。
オルタンスはもっての外だし、ルシェお姉ちゃんは願い下げでしょうし。
とにかく、ルレイア自身が帝国騎士団にいた頃同僚だった隊長達とは、絶対一緒に住まなかったと思います。
ルーシッド、君は不本意だったかもしれないが。
君だったからこそ、ルレイアは帝国騎士団の人間との同居を受け入れたんだと思うよ。
ルレイアはこう見えて、ルーシッドのことをそこそこ認めてますからね。こう見えて。
そこは誇って良いと思うよ。
作者としては、ルーシッドにスポットライトを当てることが出来て、とても満足です。
…ところで。
今まで、随分濁してきたんですが。
折角野いちごさんに引っ越してきたことですし、改めてはっきりさせておこうかと思います。
何の話かというと、帝国騎士団の話。
この組織は何なのか、何の役割と権限を持っているのか、という話ですね。
自分でも、何と説明して良いか、考えていたんですが。
簡単に言うと、「ルティス帝国の偉い人」です。
物凄くアバウトな言い方ですが。
だって、こいつら、やってることの幅が広過ぎますから。
まず、国を守る軍隊としての役目。
国政を担い、国内の政治を行う役目。
何なら司法のトップにも立って、罪人を裁く役目。
ルティス帝国の何でも屋です。
総理大臣と裁判官やりながら、陸海空軍の大将やってるみたいな。
権力の一本化は良くないと思いますが、何だかんだ上手く行ってるルティス帝国やべぇ。
だから逮捕権限もありますし、警察も存在はしますが、帝国騎士団の下部組織的役割。
それに、軍隊としての役目もあるんだから、日々鍛錬もしなきゃならないし。
帝国騎士団、忙し過ぎでは?
本当に、国内のエリートにしかなれないポジションだと思います。
そんな多忙な中で、よくオルタンスは、『frontier』のライブなんて行ってる余裕があるよ。
それでも、今の女王様は自己主張の少ないアルティシア様ですからね。
前のローゼリア女王様なんかは、どんどん政治に口を出すタイプだったから、帝国騎士団の皆さんもやりづらかったと思います。
それに比べれば、今はちょっと楽なのかも。
それでも忙し過ぎるよ。
作者としても、出来るだけ帝国騎士団の負担を減らしてあげたいところですが。
残念ながら、これ以上組織を作ってしまうと、『青薔薇連合会』、帝国騎士団、新しい組織の三つ巴みたいになって。
まぁ、ややこしいことになるんですね。
だから自重してもらってるんですが…。
…ん?でも、それも悪くないかも?
ちょっと、第七段へのインスピレーションが…。
よし、この辺でやめておこう。またルレイアが降臨しかねない。