The previous night of the world revolution～T.D.～

そんな話をしながら、不味い昼食を終え。

五限目と六限目は、ようやく教育学部らしい、子供の発達心理学と、教育法基礎の講義を受けた。

こちらは、一般的な中・高校で習う範囲じゃないから、それなりに楽しめる…はずだったのだけど。

講義の間、俺はずっと別のことを考えていた。

当たり前だ。

俺は、ルティス帝国総合大学の学生ではない。

あくまで、『青薔薇連合会』から来たスパイなのだから。