劇薬博士の溺愛処方
「……ね、一緒に自慰しよう?」
やがて待ちきれないと言いたげに、琉が大人のオモチャを手に持ち、三葉を誘う。
頬を赤らめながら三葉もしょうがないですね、と俯きながらスイッチをぽち、っと押す。
「ぅわ!」
手のなかでぶいぶいいん、と勢いよく音を響かせるローターに驚く三葉を見て、琉は優しく声をかける。
「そのまま、ブラジャーしたままで構わないから、胸の上に持っていってごらん」
「……こ、こう、ですか? ひゃっ……っ!」
生きのいい魚のようにぶるぶる動く先端部分を胸元に乗せた三葉は、琉の指先での刺激とは異なる機械的な振動を前に、カァっと身体を火照らせる。
ブラジャーのレース越しでも伝わる小刻みな動きで、眠っていた両胸の頂が目覚め、むくりと存在を誇示しだす。
「どうだい? 機械に犯される感覚は?」
「ぁ……痛い……けど、気持ち……いい」
「可愛い顔してる。鏡に映る三葉たちもみんな淫らな格好で気持ち良さそうにしているよ」
「せんせ……こそ、見てないで、自慰、してくださいよ……ん」