劇薬博士の溺愛処方
「恥ずかしがらないで、正直に教えて……君がいつも気持ちよくなれる場所」
「く、くりっ……ふぁ、ああぁ、いやぁあぁんっ!」
耳元で甘く囁く琉に促されるがまま、うっとりと言葉を紡ごうとした三葉は、ベッドの上に放り出したピンクローターを彼が手に取りふたたびスイッチを入れていたことに気づいていなかった。
両乳房を揉みしだいていた彼の両手はいつしか片方だけになっており、空いた右手は背後からお尻を伝って彼女の秘芽へ、動かしだしたローターの先端部分を三葉の指先ごと当てたのだ。
びくびくっと身体を痙攣させ、三葉が甲高い声をあげる。感じたことのない快感の波に一気に浚われた恋人を背後で抱き締めたまま、琉は嬉しそうにローターを持つ手を更に三葉の一番感じるところへ押し付けた。
「そ、それいやぁああああっ!」
「いやじゃないだろう? すごく気持ちよさそうだよ」
「だ、だって、変になっちゃ、うっ……あああん!」
「鏡の向こうに映る三葉もとっても気持ち良さそうに悶えているよ。可愛いなぁ……俺もまた勃ってきたよ」