劇薬博士の溺愛処方

 壊れるものか、と笑いながら彼女を絶頂に留める琉の前で、三葉は生理的な涙を浮かべ、甘い吐息を漏らす。子宮口を叩きつけるローターを押し込まれた状態で秘芽に口づけられ、彼の舌先に擦られた瞬間、一気に血の巡りが早まって――……!

「あぁんっ――……ぇっ……むりっ、もぉむりぃっ……!」
「長い足の爪先がピンって伸びているね、可愛い……もっともっといっぱい達って。それでも足りない、気持ちよくなりたい、っていやらしく俺を求めて」
「ひ……ぁあんっ……っ」

 うっとりした表情で白目を剥いて絶頂に至る三葉を見守っていた琉は、涙を浮かべる彼女にキスをして、ローションまみれの身体を一撫でする。すでに絶頂に達した彼女の身体はびくびくっと反応し、目に涙を浮かべたまま荒々しく息を乱す。

「――も……これ、とってぇ……」

 弱々しい懇願を前に、わかったよと琉は頷き、奥に突き刺さらんばかりに入っていたローターを抜き取り、スイッチを切る。とたんに振動が途切れ、震えっぱなしだった三葉の身体がベッドに沈む。
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