劇薬博士の溺愛処方
 ふにふにと恋人の胸の感触を確かめていた琉は、おもむろに顔を近づけてぺろぺろと舌先で乳輪を舐めた後、勃ちあがったままの頂を唇で擦りたてる。

「ほかの場所にも隠してるよね。知ってるよ、三葉がこうされると、下のお口から甘い甘い蜜を垂らしてくれること」
「ふぁあんっ……そこ……まだ」
「そうだね、まだいやらしいベビードールが隠している……おや、こんなところにスリットが入っているね」
「んへ?」

 ワインレッドのベビードールは胸元をはだけられただけで、辛うじて下半身を覆い隠している。
 けれど、腰元のスリットから、三葉が履いているティーバッグの紐がちらりとのぞく。
 琉はにやりと笑みを浮かべ、スリットにてを入れ、ティーバックの上から彼女の敏感な部分を刺激する。

「――あ、ぁ、やぁあっ!」
「下着がべちゃべちゃだね。布越しからでもわかるくらい……今夜はこのまま襲っちゃうからね」
「う、ん……――えっ!? んぁ、あぁ――っ!」
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