人間を好きになった、魔界の王の娘

食べ終わってから、お風呂に入れさせてもらうと
下着と、Tシャツとぶかぶかのズボン
Tシャツを被ると、それだけでもぶかぶかすぎて
膝よりも若干上目な感じになってしまう

「お、お風呂。ありがとう。悠翔君」

「あぁ・・・!?」

返事をした後、物凄く驚いてきた悠翔君

「お、おま。ズボンはどうした」

「ぶかぶかで脱げちゃうから」

「そうか」

そう言って、悠翔君もお風呂場の方に向かって行った。
きっと悠翔君もお風呂に入るんだろう
そう、思っていたのに、早く戻って来た悠翔君の手には
なんかの道具があって

「ほら。髪の毛乾かすから、こっちに来い」

そう言って手招きで呼んでくれた悠翔君のそばに行くと
持っていた道具から、暖かい風が出てきたのと
悠翔君の手が気持ちよくて、眠りに落ちてしまった

「寝ちまったのか。
そりゃ、疲れたよな」

あたしを抱えて寝室に連れて行ってくれたことをあたしは知らなかった
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