秘密の秘密は秘密じゃないのかもしれない
「真帆。何食べたい?デリバリーしよう。」

「和食がいいです。うどんとかでもいいな。」

「釜飯は?」

「食べたい!」

「よし。じゃ、頼もうか。来るまで髪の毛を乾かそう。」

「ありがとうございます!」

雅臣さんの前に座り、ドライヤーをあてられる。雅臣さんの大きな手で触られると気持ちよくぼーっとしてしまう。

「ほら出来たよ。」

「ありがとうございます。今度は交代しましょう。はい、こっちに座ってください。」

「え?いいの?」

「もちろんですよ。」

私は正面から雅臣さんの髪の毛を乾かし始めた。
右手でドライヤーを持ち、左手はシャカシャカとすると、
「気持ちいいな。真帆にしてもらえるなんて最高だな。」
と言い笑ってくれる。

短髪の雅臣さんはすぐに乾いてしまう。
ドライヤーを片付けようとすると、雅臣さんはTシャツの上から胸を触り始めた。

「何もつけてないって知ってると余計に興奮する。ちょっとだけ触っていい?」

「もう触ってるじゃないですか!」

「いや、ちょっとだけ…。」

そういうとTシャツを捲られた。
何もつけてない私はすぐに胸が露わになってしまった。
すかさず雅臣さんは両手で揉み始めた。

「柔らかいなぁ。吸い付くように気持ちいい。」

「恥ずかしいです。」

「真帆、好きだよ。」

「私もです。」

雅臣さんの手は休むことなく刺激を与えてくる。
右胸を咥え舌で刺激し始めた。

あぁ…ん

声が漏れてしまう。
耐えず与えられる刺激に私は我慢することができない。

あぁ…
ふぅ…ん…

私も雅臣さんの首に手を回し引き寄せる。
雅臣さんの髪の毛から私と同じ匂いがしてきた。

「雅臣さん…。」



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