秘密の秘密は秘密じゃないのかもしれない
美花ちゃんや春子ちゃんも出勤してきた。
「真帆さん、大丈夫ですか?」
「うん。電車酔いしたみたい。だいぶ治ってきた。昨日もごめんね。」
「いいんですよ。それより大丈夫ですか?」
「うん、そろそろ起きられそう。電車に酔うなんてごめんね。」
「昨日体調崩してたからですよ。まだ寝てて大丈夫。ギリギリに起こしますね。」
「ごめんね。」
私はそのあと10分したらだいぶよくなったが午前中はみんなが気を遣ってだいぶ仕事を減らしてくれた。
美花ちゃん達にお昼ご飯に誘われるが食欲がわかず、コンビニで買うから、と断った。
でも買いに行くことさえ億劫になる。
座席で炭酸水を飲んでいると橋本くんがコンビニの袋を持ち、隣の席に座った。
「ほら、どれがいい?」
「え?」
「どれなら食べれそう?」
「う…ん。」
「ゼリー飲料は?」
「それならいけるかも。」
「ほら。あとはフルーツのカップもどう?」
「グレープフルーツ?食べたいかも。でも全部ら食べられなさそう。」
「なら食べれるだけ食べたら?あとは俺がデザートに食べるから。
「そんなの悪いよ。」
「今更、だろ。」
私たちは席でお昼を食べ始めた。
橋本くんは今私が食べられるものを確実に選んできてる。
とてもありがたい。
橋本くんの買ってきてくれたゼリー飲料もグレープフルーツも半分ずつ食べられた。
橋本くんは残ったグレープフルーツを受け取ると一気に流し込んだ。
すごい。
この前からの分もあるから、と私が1万円を渡そうとすると橋本くんは受け取ってくれない。
タクシー代もあったはずなのに。
「真帆さん、大丈夫ですか?」
「うん。電車酔いしたみたい。だいぶ治ってきた。昨日もごめんね。」
「いいんですよ。それより大丈夫ですか?」
「うん、そろそろ起きられそう。電車に酔うなんてごめんね。」
「昨日体調崩してたからですよ。まだ寝てて大丈夫。ギリギリに起こしますね。」
「ごめんね。」
私はそのあと10分したらだいぶよくなったが午前中はみんなが気を遣ってだいぶ仕事を減らしてくれた。
美花ちゃん達にお昼ご飯に誘われるが食欲がわかず、コンビニで買うから、と断った。
でも買いに行くことさえ億劫になる。
座席で炭酸水を飲んでいると橋本くんがコンビニの袋を持ち、隣の席に座った。
「ほら、どれがいい?」
「え?」
「どれなら食べれそう?」
「う…ん。」
「ゼリー飲料は?」
「それならいけるかも。」
「ほら。あとはフルーツのカップもどう?」
「グレープフルーツ?食べたいかも。でも全部ら食べられなさそう。」
「なら食べれるだけ食べたら?あとは俺がデザートに食べるから。
「そんなの悪いよ。」
「今更、だろ。」
私たちは席でお昼を食べ始めた。
橋本くんは今私が食べられるものを確実に選んできてる。
とてもありがたい。
橋本くんの買ってきてくれたゼリー飲料もグレープフルーツも半分ずつ食べられた。
橋本くんは残ったグレープフルーツを受け取ると一気に流し込んだ。
すごい。
この前からの分もあるから、と私が1万円を渡そうとすると橋本くんは受け取ってくれない。
タクシー代もあったはずなのに。