秘密の秘密は秘密じゃないのかもしれない
節目
「真帆さんとお付き合いさせていただいております田中雅臣と申します。同じ会社で働いております。よろしくお願いします。少しですがお受け取りください。」
緊張気味に話す様子に私はおかしくなる。
営業の時は流暢に話しているし、女性と話す時も固まっていることなんてない。
私の親の前でこんなにカチコチになるなんて不思議。
両親もあまりの量のお土産にビックリしている。
「田中さん。こんなにありがとうございます。見ていいかしら?」
「もちろんです!」
大きな声で返事を返しビックリしてしまう。
「大丈夫ですよ、そんなに緊張しないでね。」
「すみません。」
「こんなに緊張するなんて初めて見ました。」
「大丈夫だ。」
口ではそういうが顔は大丈夫じゃなさそう。
そんなところがまたおかしい。
私の両親もあまりに緊張している姿を見て目が笑いそうになってる。
そんな姿にも気が付かず雅臣さんはカチコチのまま。
「お父さん、お母さん。真帆さんと結婚させてください!!!」
ガバッと頭を下げた。
私も両親もその姿に驚かされた。
「た、田中くん。頭を上げて。」
「そ、そうですよ。とにかく頭を上げて、ね!」
「真帆さんを必ず幸せにします。結婚をお許しください。」
また頭を下げる雅臣さんの姿に私はジーンと感動してしまった。
緊張気味に話す様子に私はおかしくなる。
営業の時は流暢に話しているし、女性と話す時も固まっていることなんてない。
私の親の前でこんなにカチコチになるなんて不思議。
両親もあまりの量のお土産にビックリしている。
「田中さん。こんなにありがとうございます。見ていいかしら?」
「もちろんです!」
大きな声で返事を返しビックリしてしまう。
「大丈夫ですよ、そんなに緊張しないでね。」
「すみません。」
「こんなに緊張するなんて初めて見ました。」
「大丈夫だ。」
口ではそういうが顔は大丈夫じゃなさそう。
そんなところがまたおかしい。
私の両親もあまりに緊張している姿を見て目が笑いそうになってる。
そんな姿にも気が付かず雅臣さんはカチコチのまま。
「お父さん、お母さん。真帆さんと結婚させてください!!!」
ガバッと頭を下げた。
私も両親もその姿に驚かされた。
「た、田中くん。頭を上げて。」
「そ、そうですよ。とにかく頭を上げて、ね!」
「真帆さんを必ず幸せにします。結婚をお許しください。」
また頭を下げる雅臣さんの姿に私はジーンと感動してしまった。