秘密の秘密は秘密じゃないのかもしれない
頭痛い。
昨日そんなには飲まなかったけれど今週の疲れが出たせいか、はたまた寝過ぎなせいか頭痛がする。

お昼、やっとベッドから出て冷蔵庫を開ける。
たいしたものが入っていないのは分かってた。けどついつい開けてしまった。
買い物に行かないとダメだなぁ。
とりあえずお茶とヨーグルトを出した。
冷凍庫にあった焼きおにぎりも出してきた。

食べると少し頭の痛みも和らいできたので顔を洗いとりあえず着替えてみた。

今日は後で買い物に行くことにして、ダラダラ過ごそうと思った。

スマホを見ると千佳からのメッセージが届いていた。

『真帆、夏休み??遊びに来ないー?新居がやっと片付いてきたよ。それに智也が真帆のこと呼んでるのよ。昌也もいないしどう?いる日がよければ明後日かなぁ。』

『いなくていいでーす。ともくんに会いたい!今起きたところだからすぐ出れないけど行っていい?』

『もちろん。適当に出てきて。突然だから夕飯適当でもいい?』

『千佳のご飯楽しみだけど大変なら買ってくからね!』

さて、夏休み初日から予定ができた。
何だか楽しくなり私は急いでルームウェアから着替えた。
少しでも長くともくんに会いたいもん。
日曜は公園でちょっと遊んだだけだから今日は夜まで遊べる。
ともくんが私のこと呼んでるなんて言われたらいてもたってもいられない。
大慌てで支度し、家を出た。
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