秘密の秘密は秘密じゃないのかもしれない
千佳は今まで私と同じ駅に住んでいたが結婚し彼の家で一緒に住んでいた。
そしてこの度2人目を授かり、広いマンションへ移動した。
戸建てとも考えたようだが、旦那さんは忙しく家にいないことも多いのでコンシェルジュがいて助けてもらえるほうがいいとマンションに決めたようだ。
エントランスに入りコンシェルジュに声をかけると千佳から聞いていたようですぐに部屋まで案内される。
コン、コン、コン…
柔らかく静かにノックするコンシェルジュの姿に驚いた。
「はい」
扉が開き千佳が出てきた。
「友成さん、ありがとうございました。」
「いえ、星川様。また何かありましたらお声がけください。失礼します。」
綺麗なお辞儀をして去って行くコンシェルジュ。
千佳に案内され部屋に入るなり、あまりの広さにびっくりした。
高層階のため見晴らしは最高。
リビングは広々としており大きなソファセットが置かれている。
部屋の隅には子供の滑り台がありおしゃれなのに生活感もある。
よく見ると中央に階段があり、メゾネットタイプのよう。マンションなのに2階がある。この場合2階と言っていいのかよくわからないが…
。
私が呆気に取られた部屋を見渡していると、ともくんが勢いよく、どーん!と駆け寄ってきた。
すぐに抱き上げると、
「まーちゃん。ブーブー。」
と言う。
ズキュン…
「ともくん!まほちゃんともくんにあえてうれしい。ともくんだいすき。」
「まーちゃん、ちゅき。」
ドキュン…
あぁ。なんて可愛いのかしら。
そしてこの度2人目を授かり、広いマンションへ移動した。
戸建てとも考えたようだが、旦那さんは忙しく家にいないことも多いのでコンシェルジュがいて助けてもらえるほうがいいとマンションに決めたようだ。
エントランスに入りコンシェルジュに声をかけると千佳から聞いていたようですぐに部屋まで案内される。
コン、コン、コン…
柔らかく静かにノックするコンシェルジュの姿に驚いた。
「はい」
扉が開き千佳が出てきた。
「友成さん、ありがとうございました。」
「いえ、星川様。また何かありましたらお声がけください。失礼します。」
綺麗なお辞儀をして去って行くコンシェルジュ。
千佳に案内され部屋に入るなり、あまりの広さにびっくりした。
高層階のため見晴らしは最高。
リビングは広々としており大きなソファセットが置かれている。
部屋の隅には子供の滑り台がありおしゃれなのに生活感もある。
よく見ると中央に階段があり、メゾネットタイプのよう。マンションなのに2階がある。この場合2階と言っていいのかよくわからないが…
。
私が呆気に取られた部屋を見渡していると、ともくんが勢いよく、どーん!と駆け寄ってきた。
すぐに抱き上げると、
「まーちゃん。ブーブー。」
と言う。
ズキュン…
「ともくん!まほちゃんともくんにあえてうれしい。ともくんだいすき。」
「まーちゃん、ちゅき。」
ドキュン…
あぁ。なんて可愛いのかしら。