社長じゃなくて、君の夫になってもいいですか? 〜社長、嫌いになってもいいですか?シリーズ 第2章〜
それから1ヶ月後。
僕は雨音を公園に連れ出した。
あの日の二次会の公園に。
花は、紫陽花からひまわりへと変わっていた。
一緒に暮らそうと、これまで何度か僕は提案をした。
今の彼女を一人にしておくのがとても心配だったから。
でも、彼女はそれを断る。
だから、きっちりした彼女が望む、きっちりした形で、僕は彼女と共にいられるようにしたいと思った。
「あなたを幸せにします」が、ひまわりの花言葉だと聞いた。
だからこの場所で、この花が咲いているこの日に、君に誓いたい。
「雨音」
僕はあの日と同じ場所に雨音を座らせる。
雨音は首を傾げて、僕を見る。
僕は、用意をしていた指輪の箱をポケットから出して、雨音に差し出した。
「社長じゃなくて、君の夫になってもいいですか?」
僕は雨音を公園に連れ出した。
あの日の二次会の公園に。
花は、紫陽花からひまわりへと変わっていた。
一緒に暮らそうと、これまで何度か僕は提案をした。
今の彼女を一人にしておくのがとても心配だったから。
でも、彼女はそれを断る。
だから、きっちりした彼女が望む、きっちりした形で、僕は彼女と共にいられるようにしたいと思った。
「あなたを幸せにします」が、ひまわりの花言葉だと聞いた。
だからこの場所で、この花が咲いているこの日に、君に誓いたい。
「雨音」
僕はあの日と同じ場所に雨音を座らせる。
雨音は首を傾げて、僕を見る。
僕は、用意をしていた指輪の箱をポケットから出して、雨音に差し出した。
「社長じゃなくて、君の夫になってもいいですか?」