イケメン御曹司の甘い魔法
「藤堂さん、お待たせして申し訳ございません。」
私が声を掛けると、藤堂さんは笑顔で立ち上がった。
私服に着替えている藤堂さんも素敵すぎる。
白のパンツにベージュのニットというラフな服装だけど、思わず見惚れてしまいそうになる。
「木下さん、お疲れ様。わざわざ此処まで来てもらって悪いね。」
私は、あまり時間を取らせては申し訳ないと思い、御礼のために選んだプレゼントを急いで取り出した。。
「藤堂さん、先日はありがとうございました。ほんの気持ちだけですが、これ受け取ってください。」
プレゼントを藤堂さんに渡そうと、差し出した。