イケメン御曹司の甘い魔法
窓からの日差しを感じて目が覚めた。
目を開けると、目の前に優斗さんが眠っている。
私は優斗さんに抱っこされた状態だ。
昨日の夜のことを思い出してみる。
私は優斗さんに抱かれたまま眠ってしまったようだ。
思い出すと、すごく恥ずかしくなってくる。
優斗さんに気づかれない様に、そっと腕の中から出ようとした時
優斗さんの目がパチッと開いてしまった。
こんなにも恥ずかしいのは、初めて優斗さんの家に泊まった日以来のことだ。
「---芽衣、おはよう---体は辛くない?」
「---お---おはよう---ございます----大丈夫です。」
優斗さんはクスッと笑うと、私の腕をいきなりグイっと引っ張った。
慌てている私の唇に優斗さんは口づけた。
突然のキスに顔が熱くなる。
「芽衣、俺はいま、一番幸せだな…」