イケメン御曹司の甘い魔法

その日の夜

「芽衣、結婚のことだけど、ちゃんとプロポーズもしていないのに、結婚式の話ばかり進めてごめんね。」

優斗さんは、申し訳なさそうな表情をする。

「優斗さん、そんなに改まったプロポーズなんて必要ありません。私は優斗さんと一緒に居られれば、それで十分幸せですよ。」


でそ、少しだけ憧れもある。
ドラマのようなプロポーズは幼いころから夢に見ていた。





< 96 / 111 >

この作品をシェア

pagetop