あなたと生きる
気が付くと、病院のベッドだった。

「お、気が付いたか。」
薄ら目で見えたのはママではなく、男の人だった。

「あ……の、」
「医者呼んでくる。それと、お母さんも。」

ママと医者の話を聞けば、どうやらあの時、
小川に向かって自動車が突っ込んできたらしい。

私は空を飛んだ所までの記憶はあるが
その後はどうなったのか覚えてなかった。

「怪我から見て、1ヶ月はかかるみたいね」
ママは軽傷で済んだらしい。
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