粗大ごみを拾ってしまった(番外編その2)大森VS巫女の壁ドン問題
<現世・大森の事務所・>
「業務命令ですか?」
大森は振り向かず質問した。
「もちろん」
瞑王は
大森の机の書類を覗き込んだ。
大森は書類をまとめるように、
トントンと紙束で机を叩いた。
「会ってどうするのですか?
会えないかもしれませんよ。
私は彼女にとっては
アレルゲンなので、無理と言ったはずです」
「じゃぁさ、距離取って、
電話かラインでやり取りすればいいのでは?」
瞑王は少し考えるように言った。
大森は<面倒な>というように、
額にしわを寄せた。
が、業務命令ならしかたがない・・と思い条件をつけた。
「わかりました。会いましょう。
しかし、私と一緒に教育係が
できるかどうか、
私が判断してよろしいですね。」
さすがに瞑王は、
困ったように見えた。
「リシェルはいい子だよ」
「いい子と仕事とは別ですから」
大森ははっきりと断言した。
「わかった、
これは大森の仕事だからね」
いつもの瞑王とは何か違う・・
大森は感じた。
「業務命令ですか?」
大森は振り向かず質問した。
「もちろん」
瞑王は
大森の机の書類を覗き込んだ。
大森は書類をまとめるように、
トントンと紙束で机を叩いた。
「会ってどうするのですか?
会えないかもしれませんよ。
私は彼女にとっては
アレルゲンなので、無理と言ったはずです」
「じゃぁさ、距離取って、
電話かラインでやり取りすればいいのでは?」
瞑王は少し考えるように言った。
大森は<面倒な>というように、
額にしわを寄せた。
が、業務命令ならしかたがない・・と思い条件をつけた。
「わかりました。会いましょう。
しかし、私と一緒に教育係が
できるかどうか、
私が判断してよろしいですね。」
さすがに瞑王は、
困ったように見えた。
「リシェルはいい子だよ」
「いい子と仕事とは別ですから」
大森ははっきりと断言した。
「わかった、
これは大森の仕事だからね」
いつもの瞑王とは何か違う・・
大森は感じた。