【書籍化&コミカライズ】身代わり聖女の初夜権~国外追放されたわたし、なぜかもふもふの聖獣様に溺愛されています~
「……はい」
おずおずと胸を突き出すと、ヴォルフは「うっ……」と口もとを押さえ、天を仰いだ。
「は、鼻血?」
「なんでもない。平気だ」
「じゃあ、食べて。ヴォルフに食べてほしいの」
ぶるっと身を震わせると、ヴォルフはわたしの胸にむしゃぶりついた。
「あっ、痛い」
「す、すまない!」
慌てて体を離すヴォルフの腕をつかむ。
「ごめんなさい、びっくりしてしまって。もう一度、お願い。優しくしてね?」
「ああ、わかった。優しくする。これ以上ないくらいに優しくするから、いいか?」
「……どうぞ召しあがれ」
「くっ……」と呻きながら、ヴォルフが舌を出した。そのままゆっくりと近づいてくる。
「舐めるぞ?」
「うん」
ヴォルフの厚い舌がそっと胸の先端にふれた。
「痛くない?」
「大丈夫」
優しく、柔らかく、舌の上でそこを転がす。
「あ……」
「どうした?」
おずおずと胸を突き出すと、ヴォルフは「うっ……」と口もとを押さえ、天を仰いだ。
「は、鼻血?」
「なんでもない。平気だ」
「じゃあ、食べて。ヴォルフに食べてほしいの」
ぶるっと身を震わせると、ヴォルフはわたしの胸にむしゃぶりついた。
「あっ、痛い」
「す、すまない!」
慌てて体を離すヴォルフの腕をつかむ。
「ごめんなさい、びっくりしてしまって。もう一度、お願い。優しくしてね?」
「ああ、わかった。優しくする。これ以上ないくらいに優しくするから、いいか?」
「……どうぞ召しあがれ」
「くっ……」と呻きながら、ヴォルフが舌を出した。そのままゆっくりと近づいてくる。
「舐めるぞ?」
「うん」
ヴォルフの厚い舌がそっと胸の先端にふれた。
「痛くない?」
「大丈夫」
優しく、柔らかく、舌の上でそこを転がす。
「あ……」
「どうした?」