【書籍化&コミカライズ】身代わり聖女の初夜権~国外追放されたわたし、なぜかもふもふの聖獣様に溺愛されています~
ヴォルフが下着の上から、そっとそこにふれた。
わたしは恥ずかしさに泣きそうになった。
「ああ、あぁぁ!」
腰が跳ねる。
「いや、ヴォルフ、なに、これ、あぁ!」
「いったのは初めて?」
「こんなの、知らない」
「快感の絶頂を極めているんだ」
「かいかん、の……」
また快感が訪れ、頭が真っ白になっていく。
「あ、また、ヴォルフ、だめ」
「気持ちいいか?」
「いい、気持ちいいの!」
女神様の発する白い光のような世界が徐々に落ち着いて、暗闇が戻ってくる。
はぁはぁと洞窟に響いているのは、全力で走ったあとみたいなわたしの息。そして、ヴォルフも荒く息を吐いている。
「はぁ、はぁ、ヴォルフ……」
「よくできたな、マリアーナ。次に進んでもいいか?」
「次?」
「ああ。……ここに指を入れる」
自分ですらさわったことのない場所に、ヴォルフが静かに指を差しこむ。
「あっ」
指は軽く出たり入ったりを繰り返し、少しずつ深く侵入していった。
わたしは恥ずかしさに泣きそうになった。
「ああ、あぁぁ!」
腰が跳ねる。
「いや、ヴォルフ、なに、これ、あぁ!」
「いったのは初めて?」
「こんなの、知らない」
「快感の絶頂を極めているんだ」
「かいかん、の……」
また快感が訪れ、頭が真っ白になっていく。
「あ、また、ヴォルフ、だめ」
「気持ちいいか?」
「いい、気持ちいいの!」
女神様の発する白い光のような世界が徐々に落ち着いて、暗闇が戻ってくる。
はぁはぁと洞窟に響いているのは、全力で走ったあとみたいなわたしの息。そして、ヴォルフも荒く息を吐いている。
「はぁ、はぁ、ヴォルフ……」
「よくできたな、マリアーナ。次に進んでもいいか?」
「次?」
「ああ。……ここに指を入れる」
自分ですらさわったことのない場所に、ヴォルフが静かに指を差しこむ。
「あっ」
指は軽く出たり入ったりを繰り返し、少しずつ深く侵入していった。