スペシャル企画 儚く甘い 番外編追加しました
「美羽」
修平の声に目を覚ますと、あたりは少しだけ暗くなっていた。
「どのくらい寝てた?私。」
「うーん。2時間くらいかな。」
まだ眠る前は明るかったのに、薄暗くなっていることに申し訳なくなって体を起こす。
「本当にどっか調子悪いんか?こんなに寝ることもなかったやろ?」
「そんなことよりね、夢をみたの。」
「夢?」
まだエプロンをしている修平は心配そうな顔から不思議そうな顔に表情をかえる。
「おばあちゃんのおこわの夢。」
「もしかしてわかった!?」
私がひとこと、おばあちゃんのおこわが食べたいなと言ったことを修平は覚えていて、それ以来週末になるとおこわを作ってくれている。
私も一緒にキッチンに立っておばあちゃんの手伝いをしたり、材料を用意していたのに、すっかり忘れてしまった。分量は元からわからない。
修平の声に目を覚ますと、あたりは少しだけ暗くなっていた。
「どのくらい寝てた?私。」
「うーん。2時間くらいかな。」
まだ眠る前は明るかったのに、薄暗くなっていることに申し訳なくなって体を起こす。
「本当にどっか調子悪いんか?こんなに寝ることもなかったやろ?」
「そんなことよりね、夢をみたの。」
「夢?」
まだエプロンをしている修平は心配そうな顔から不思議そうな顔に表情をかえる。
「おばあちゃんのおこわの夢。」
「もしかしてわかった!?」
私がひとこと、おばあちゃんのおこわが食べたいなと言ったことを修平は覚えていて、それ以来週末になるとおこわを作ってくれている。
私も一緒にキッチンに立っておばあちゃんの手伝いをしたり、材料を用意していたのに、すっかり忘れてしまった。分量は元からわからない。