スペシャル企画 儚く甘い 番外編追加しました
「蓮?」
「・・・?」
「れーん!そろそろ起きないと遅刻する。」
その声に瞳を開けるとまぶしい朝陽に目がくらんだ。

「おはよう」
「おはよう」
そこには俺の愛する妻。
ベッドに腰かけている彼女の腰に手をまわす。
「おはよう、陽菜。」
「おはよう、蓮。」
「あー懐かしい夢見た。」
「懐かしい夢?」
「そう。懐かしい懐かしい夢。」
そう言いながら俺は愛する妻を抱き寄せる。

「遅刻するよ?」
「いいよー別に。遅刻なんて怖くない。」
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