幼馴染みに彼女が出来ました!
結構、勉強したと思う。どれくらい時間がたったかな。
時計を見ると既に12時を回っていた。こりゃ眠いわな。思いっきり欠伸をすると、それに気付いたのかイブが口を開いた。
「どうする?そろそろ、終わりにしようか?」
「……イブは眠くないの?」
目がパッチリなイブを見て不思議に首を傾げる。
「俺は3時間寝れば大丈夫だから」
「うわ……」
「いつもこの時間は動画とか見てるし」
「なんて、24時間の有効利用……。私寝てるよ」
「なにそれ。あ、現代文持ち帰るから、あと見てていいよ。読みながら寝るから」
「え、いいの?」
「明日、返してね」
「うん!」
このやり方の書いてある宿題ノート貸してくれるなんて、イブったら意外にいい奴じゃん。