幼馴染みに彼女が出来ました!
「萌花ちゃんも、ミミリン好きなんだ」
「え、ああ、うんっ!」
ミミリンはお客さんも好きな人多いけど、そういえばイブも部屋にポスター貼ってたりしたな。動画もパソコンで見せて貰ったし。
タレ目のお兄さんも人気で有名だって言ってたもんな。まだ、途中だけど確かに面白いし。
なんて、ぼんやりと考えてると、萌花ちゃんが私の顔にじっと目を向けてきた。
「な、何?私の顔、なんか変?」
あまりにも熱い視線だから、こっちがドキドキしてしまう。
「んー、ついてないよ。だけど、可愛いなって」
「萌花ちゃんのが可愛いから!あ、ねぇ、イブキくんとは何でつき合ってるの?」
「えっ、何でって」
「だって、萌花ちゃんこんなに可愛いのに、もっといい人いるんじゃないかな?」
「あはは」
「いや、イブキくんが悪い人って訳じゃないんだけど、どうしてかな~って」